2017.08.21
ドライブ豆知識

自動ブレーキシステム

いざというときに頼りになる、安心のシステム。

「おわ、危ないっ、ぶつかる~~~!!!!」と思った瞬間、クルマ自身がすばやく危険を察知して衝突を回避してくれる自動ブレーキシステム。クルマを運転する機会が多い人ほど、危ない事故に遭う可能性は増えるもの。万一起こり得る事故からドライバーを守ってくれるなんて、ほんとうにウレシイ装備です。私たちが子どもの頃はハイブリッド車や電気自動車すらありませんでした。それを思えば、めざましい技術の進歩にもうワクワクが止まりません。せっかくの自動ブレーキなのに(笑)。

この自動ブレーキシステムが市場に登場してから数年がたちました。以前はごく一部の高級車にしか搭載されていなかったものの、最近は各メーカーが技術を競い、軽自動車や小型車に採用するモデルもあります。実際に搭載しているクルマのオーナーさんや、あるいは試乗車などで体験した人もいらっしゃるでしょうが、自動ブレーキはこれからのクルマに欠かせない先進装備のひとつといえそうです。

より高性能に、より個性的に開発される、各社の技術。

自動ブレーキのおよその性能は、テレビCMでもすっかりおなじみでしょう。でも、クルマがぶつからないのは一体どういう仕組みなんだろうと考えたことはありませんか。それに誤作動で止まったりしないの?とか、各社の性能の違いはナニ?といった部分も気になりますよね。自動ブレーキは簡単に説明すると、目の前の障害物をセンサーが感知して急停車させる仕組みなのですが、そのセンサー方式が各自動車メーカー&車種によって異なるのです。センサーは大きく分けて、カメラ、赤外線レーザー、ミリ波レーダーの3種類あり、なかには2種類を併用したセンサーを採用している車種もあります。それぞれメリットとデメリットがあって、クルマの価格とコスト面でのバランスもあるためどれがいちばんといえないところが、なんとももどかしいものです。

ちなみにHONDA車は、主に軽自動車やコンパクトカーに赤外線レーザーを、ステップワゴンなどの中級車にはミリ波レーダーと単眼カメラを併用したセンサーを、上級車には緊急自動ブレーキのほかに車線逸脱防止機能を搭載した「ホンダセンシング」システムを採用していて、高い評価を受けているんです。ええ、ちょっと自慢ですが。
一般的に自動ブレーキはシステムによって障害物までの距離に差があったり、車両には反応しても歩行者や自転車などに反応しなかったり、作動する速度が違ったりする場合があります。もし興味があるのなら、各自動車メーカーのWEBサイトなどで調べてみるのも楽しいですね。

今後、自動ブレーキのないクルマはなくなるかも?

とくに最近は、ブレーキとアクセルを踏み間違えて商店やビルに突っ込む高齢ドライバーが新聞をにぎわし、スマホなどを操作しながらわき見運転して歩行者にぶつかるといった事故が多発しています。クルマは人が運転するものなので、事故がまったく起こらないわけではありません。でもこの自動ブレーキが開発されて市場に急速に普及してきたおかげで、事故の確率はグンと減ったといいます。日本だけに限らず、世界中で自動ブレーキシステムを標準化する動きさえ出ていますから、 今後は発売されるすべてのクルマに導入され、自動ブレーキが義務化される日が近いかもしれません。

ただちょっと注意しておきたいのは、現在この自動ブレーキの性能は本格実用ではなく、あくまでも運転する際の予備機能として備わっているものです。安全運転をアシストしてくれるものなので、必ずしも衝突を防止するものではありません。ですから夜間走行や疲労時などに運転するなら、自分自身の注意力や判断力が劣っていると自覚した上で、いつも以上に注意深く運転するように心がけてください。よくいわれるように「事故はぶつけられるほうも、ぶつけるほうも、両方とも被害者なのですから。

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