2019.04.03
クルマのメインテナンス

タイヤ選び

膨大なパーツの中でも最重要なのがタイヤ

ご存じでしょうか。1台のクルマにはネジのように小さな部品から、大きなエンジンやボディを形づくるパーツまでを含めると、約3万個もの部品が使われていることを。たとえばそのひとつに、何か不具合や破損が生じたらクルマは途端に調子が悪くなり、それが原因で故障することだってあります。クルマは“精密機械の集合体”といわれますが、走りにもっとも影響を与える重要なパーツが、4本のタイヤです。だって考えてみてください。たとえ高速道路であっても、時速100kmものスピードで走るクルマをコントロールするタイヤと路面との接地面積は、わずかハガキ1枚分×4。それでドライバーや同乗者の人命すべてを支えているのですから、どんな場合でも決して軽く考えてはいけません。

今年のタイヤは去年と同じ?買い替え?

ところでみなさんはどのタイミングで、タイヤを買い替えていますか。タイヤはゴム製品なので走るたびにすり減ります。それにあまり走っていなくても、経年劣化でゴムが硬くなりひび割れが起きてしまうものです。走行距離や運転時のクセ、道路状況によっても左右されますが、一般的なタイヤの買い替え時期はおよそ5年が目安。新品タイヤは結構高いので、頭の痛い出費かもしれません。でもその金額に換えられない安全や快適性が手に入るのですから、あくまでも消耗品と割り切るべきでしょう。かくいう私も、クルマのコラムを書いている立場から「もうひとシーズン履けるかなぁ……」などという甘い考えをバッサリ捨て、どこのメーカーのどんなタイヤにしようかなと検討している最中です。率先垂範なんていいますしね。あぁ、でもやっぱり頭の痛い出費だわ……。

自分はタイヤに何を求めているのか考える

タイヤを買う時のユーザー心理は、私のようにその立場になってみるとよくわかります。どんなタイヤを選んでいいのかモヤモヤして、考えれば考えるほど決められないものですね。まるで迷路にでも迷い込んだかのよう。基本的には、新車で購入したときのタイヤを基準にするのがセオリーといわれています。でもタイヤの性能、特性、価格、サイズ、メーカーなど、好みやこだわりをいいだしたら、なおさら自分のクルマにピッタリな1本を探し出すのが難しくなるかもしれません。そこでここはもっとシンプルに、自分がタイヤに何を求めているのかを考え、それを優先させてはどうでしょう。確かに各メーカーは毎年数多くの新商品を発表しています。しかしその数がいくら多かろうと、タイヤそのものの性能や特徴はそれほど大きな差があるわけではありません。基本的には以下のようなポイントを絞っていけば、自然と自分が希望するタイヤにたどり着くと思いますよ。

タイヤ選びに外せない4つのポイント

1:静粛性+乗り心地を優先
走行中に聞こえてくる騒音がロードノイズ。とくに夏場は窓を開閉も多くなることから、タイヤから伝わる音が気になるかもしれません。それが気になるのなら、静粛性を優先した「コンフォートタイヤ」を選んではどうでしょう。乗り心地にもこだわったタイヤなので、快適なドライブを楽しみたい方に適しています。

2:運動性能を優先
タイヤが地面を噛む力をグリップ力といいますが、とくにスピードやコーナーリングの楽しさを味わうスポーツタイプのクルマに向いているのが、グリップ力に優れたスポーツタイヤです。タイヤ表面のトレッドパターン(模様デザイン)も独特ですが、ロードノイズが他のタイヤよりもやや大きいというデメリットがあることをお忘れなく。

3:撥水性を優先
夏は冬道とは違い、乾いた道路を走行します。そこで問題なのが雨対策です。日本は雨の多い国で、事故は晴れた日の約5倍にもなるとか。雨の日は視界が悪くなって運転がしづらく、スリップしやすくなるので、事故防止や安全面を優先するなら、グリップ力が高く撥水性の良いタイヤを選ぶべきです。  

4:経済性を優先
最近は燃費を意識した、いわゆるエコタイヤが多く出回っています。転がり性能(よく転がるタイヤ)とウェットグリップを兼ね備えたタイヤなので、少ないガソリンで長距離移動が可能。つまり、お財布にやさしく、環境にも優しいタイヤなので、とくにこだわりがなければこのタイプのタイヤを選ぶといいですね。

春先に夏タイヤに履き替えようとしたとき、もしスリップサインが出ていたり、ゴムの劣化やひびが見つかったりしたら、安全性と安心のためにできるだけ早く新しいタイヤに買い替えるべきです。ということで私も欲しいタイヤが見つかったので、早速買いに行ってきます。それにしてもバッテリーに続いてタイヤかぁ、次は何の出費があるのやら……。

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