冬こそ、視界良好に努めましょう。

ガラスの氷や雪をすばやく溶かす

目の前が真っ白になると、頭の中も真っ白

北海道に住んでいるみなさん、もちろん冬の間もクルマに乗りますよね?そうだとしたら、ものすごい吹雪の日もあれば、ワイパーをいくら最速で動かしても追いつかないくらいドカ雪が降る日もあるはず。そんなときに運転をしたら視界がまったく効かなくなって、焦った経験はありませんか。それじゃなくても冬は雪で道幅が狭くなります。それにアイスバーンや轍(わだち)にタイヤを取られると、運悪く周りのクルマに接触したり、雪山や歩行者の群れに突っ込んだり……なんてことも。だから冬の運転でいちばん怖いのは、前方が見えなくなってしまうことなのです。

猛吹雪で目の前が真っ白になってしまうと、当然前方のクルマや信号、歩行者などがまったく見えません。いわゆる、ホワイトアウト状態。こんなときに無理にクルマを走らせるのは、超危険!無謀以外の何物でもありません。そのときは一度クルマを降り、周りを見渡してみましょう。場合によっては路肩にクルマを止めて少し様子をみたほうがいいかもしれません。またスマホやラジオなどで気象予報を確認し、吹雪がおさまるまで待つという選択肢も、安全のためには必要でしょうね。

ガラスの氷や雪をすばやく溶かすには?

さて、真冬で気温が氷点下になった朝など、いざクルマに乗ろうとすると前面や側面のガラスに氷が張り付いていることがよくあります。それに日中でもたった数時間置いただけで、氷で目の前が見えなくなることも。仕方なくブラシでガリガリ引っかいても、頑固な氷はなかなか取れてくれません。急いでいるときはイライラしますね。それがようやく取れたとしても、大雪の日ならどんどん積もるのですぐに視界が悪くなってしまいます。またワイパーに硬い雪がへばりつくと、ガラス面をきれいに拭き取ってくれないので、前方が見えなくてストレスになりそう。みなさんもそんな経験はありませんか。そういったイライラをスッと解決してくれるアイテムが、「解氷スプレー」です。

これは、凍っているガラス窓を一瞬で溶かす便利グッズなので、車内にいつも携帯しておきたい必需品のひとつ。またスプレーとは別に、ウォッシャー液の中に雪や氷を溶かしてくれる成分があらかじめ含まれている「解氷撥水ウォッシャー液」という商品もあります。これはいつも通りに車内からウォッシャー液を出す操作とワイパーを動かすスイッチを押すだけでフロントウィンドウ(あるいはリアウィンドウ)の雪や氷を溶かしてくれるので、わざわざ外に出てガラスに吹き付ける手間もありません。気になる方は、一度試してみてはいかがでしょうか。

窓の内側が曇ってしまったら……。

冬の運転でもうひとつ困るのが、窓の内側の曇りです。外気でガラスが冷やされると室内の空気熱を奪いますが、このとき、空気中の水蒸気が水滴に変わって窓を曇らすというわけ。当然ですが、外気温と室内温度の差が激しいほどガラスは曇ります。とくに冬の寒い日は窓を閉め切って暖房を入れるので、さらに曇りやすくなるのです。また窓ガラスが汚れていると、余計に曇りやすくなるとか。日頃からキレイにするように心がけましょう。

さて、窓ガラスが曇ったときはまず、デフロスタースイッチを入れることです。これはウインドウ周辺に除湿された空気を集中して送り込む装置なので、前面や側面ガラスの曇りもすばやく取り除いてくれます。その際、空調を外気導入に切り替えておくと効果的。また、リアウインドウの曇りにはデフォッガー(リアウインドウにプリントされた電熱線)スイッチを使うといいでしょう。またクルマの暖房はエンジンの熱を利用しているので、空調の熱風に除湿機能はありません。そこで窓が曇るときは冬でもエアコンをONにしておけば、ガラスが曇りにくくなります。ただしエアコンのフィルターを長期間交換していなければあまり効果が期待できないそうなので、一度チェックしてみてくださいね。

 繰り返しになりますが、窓ガラスの外側の氷や見えなかったり、見えにくい状態で運転したりするのはとても危険なのはいうまでもありません。冬だからこそあせらず、安全な視界を確保したうえで、慎重な運転をするように心がけましょう。

エンジンスターター

利用していますか?エンジンスターター

エンジンスターター

北国の冬に欠かせない、便利さNo.1アイテム。

世の中には、こんなものがあったらすごく便利なのに……とか、あんなことができたら最高だよ!と思えるような機械やアイテムが星の数ほどあります。以前なら、願望やSFの世界でしかなかったものが、いまは少しずつ現実のものに。さすがは21世紀。これも科学や技術の進歩のおかげですね。その視線をちょっとクルマに向けてみるとどうでしょう。鍵のいらないクルマから、最近流行のぶつからないクルマ、自動操縦してくれるクルマ、水素で走るクルマなどなど、テクノロジーの進化は止まることを知りません。その中でも割と身近な存在で、かなりの便利さが感じられるアイテムが普及しています。それがクルマから離れた場所にいても、リモコンを使ってエンジンがかけられるエンジンスターターです。

これを利用すれば、うだるほど暑い夏の日でも歯がガチガチ鳴るほど寒い日でも、全っ然平気。出発前に家からエンジンを起動させておけば、車に乗り込むときにはエアコンがばっちり効いているというわけ。これなら忙しい朝の出勤時もラクラクです。とくに冬が長い北海道なら、その利便性を体感している人が少なくないはず。今回はこのエンジンスターターについて、ちょっと触れてみましょう。

エンジンをいたわりたいのなら暖機運転は不可欠。

ひと昔前までは、寒い季節や寒冷地などでクルマを走らせる場合、必ず暖機運転を行ったものでした。それは、エンジンをかけてからアイドリングのままで少し置いて、エンジン各部が適度な温度に上がるまで待つ暖機運転が常識だったからです。いまのクルマは昔ほど暖機運転の必要がないといわれるものの、クーラント液やオイル類が温まる前にスタートするのは、エンジンにとってあまりよくありません。それは人間が運動をする前にウォーミングアップしなければ体を痛めやすいのと同じこと。クルマだって準備運動なしでいきなり全力で働かせれば、故障の原因になってしまいます。とくにエンジンが冷え切っている冬場なら、暖機運転が必要なのはいうまでもありません。エンジンスターターでエアコンをかけておけば寒い思いをしなくて済みますし、クルマに乗ったらすぐに出発できるので時間の節約にもなる、一石二鳥のアイテムなのです。

どうせ付けるのなら、双方向機能を持った商品を。

「エンジンスターターは取りつけたいんだけど、家と駐車場の距離が少しあるから……」と、迷っている方がいるかもしれません。周りの建物などが影響する場合もありますが、ある程度の距離なら電波が飛ぶので大丈夫。ほとんど問題なくエンジンがかかります。

ところで、「リモコンでエンジンスターターをセットしたはずなのに、駐車場に着いたらエンジンがかかっていなかった!」なんてことになったら、かなりガッカリ。もしかしたら半日くらいブルーになってしまうかもしれません。でもそんなことがないように、リモコンで知らせてくれるエンジンスターターがあるんです。このタイプのエンジンスターターを“双方向タイプ”といいます。逆に知らせてくれる機能がないものは“単方向タイプ”といいますが、双方向タイプであればエンジンがかかっているかどうかをちゃんと教えてくれるので、とても安心。価格的には双方向のほうが単方向よりも高いですが、便利さを考えるとやはり双方向タイプがオススメです。さて、あなたはどちらを選びますか?

もっと詳しく知りたいなら、ぜひお近くのHONDAへ。

エンジンスターターには種類がたくさんあって、例えばリモコンでドアのロック・アンロックができる商品や、車内の温度をリモコンに液晶表示してくれる商品まであります。エンジンスターターはかなり便利なアイテムである反面、多少のデメリットもあります。そのひとつが燃費の低下です。クルマに乗り込む前に何分もアイドリングしておくわけですから、その分の燃料を浪費してしまいます。さらに、あらかじめエンジンをスタートさせるので、クルマに乗り込むときに純正のキーレスエントリーが使用できなくなることもあります。商品金額も1万円前後のアフターパーツから、6万円前後のメーカー純正品までいろいろ出回っていて、なかには自分で取り付けるのがむずかしい商品もあります。もしどれを選べばいいか迷う場合や、機能を比較したいとき、あるいは取り付け方に不安がある方は、お近くのHonda Carsまで気軽にお越しください。親身にご相談に応じます♪

クルマの寒冷地仕様

「クルマの寒冷地仕様? それ、なに」という人のために。

クルマの寒冷地仕様

知っているようで知らない、それが寒冷地仕様。

寒冷地仕様と聞くと、みなさんは何を思い浮かべるでしょう。1年の半分近くを厳しい寒さと、深い雪の中で過ごさなければならない北海道だもの。寒さ対策ナシではどうにもお話になりません。代表的な寒冷地仕様といえば、たとえば住宅関係がそうですね。断熱材やすき間風が入らない断熱窓、あるいは外壁材、屋根、凍結しない水栓など、氷点下が何日も続く日やうんざりするほど雪が積もった日でも、快適に過ごせる工夫や技術がたくさん詰まっています。最近は寒冷地エアコンを使うお宅も増えてきました。ほかにもモコモコのセーターや毛糸の靴下、ファーのロングブーツなんてところも、真冬にしか着ないので寒冷地向けアイテムといえるかもしれません。そうそう。そういえば、寒冷地手当という名目で暖房費を支給してくれる会社や職場がありますが、それはそれで羨ましい……。おっと話がちょっと横道にそれました。

ところでみなさんは、クルマにも寒冷地仕様があるのをご存じでしょうか?およそ氷点下20℃以下の状況でも、クルマが寒さや雪で極力ダメージを受けないように装備された仕様のことです。じゃあ、それは一般車の仕様とどこが違うの?と聞かれても、知らない人も多いようなので、今回はその具体的な特徴をご紹介しましょう。

装備の強化と凍らないための工夫がいっぱい。

寒冷地仕様車と一般車は、見た目は全く変わりません。では何が違うかといえば、2つに大きく分かれて、ひとつは装備の強化や凍らないための工夫です。つまり、ものすごく寒い日や大雪が降った日でも、通常通りにエンジンが始動できて、安全で快適に走れるように対策されたもの。具体的にはバッテリーがそうです。氷点下ではどうしてもエンジンのかかりが悪くなってしまうため、寒冷地仕様のクルマは通常より容量の大きなサイズを搭載してバッテリー上がりを未然に防いでいます。またヒーターを内蔵したドアミラー、シートヒーター、ヒーターリアダクト、リアフォグランプ、凍結防止のためにドアの内側にスポンジを設定するなど、車種やグレードによってさまざまな装備が付けられています。また設備面だけに限らず、クーラント液やウォッシャー液に不凍液が入っているのも、凍らないための対策です。こうした装備や工夫のおかげで、冬の北海道でも安心してクルマを運転することができるのです。

気づきにくいけれど、塗装にも違いがあります。

もうひとつの違いが、寒冷地に対応したクルマの補強です。とくに年間の降雪量が多く、路面が凍って危ない北海道では、どうしても交通事故が起こりやすくなります。その対策として、道路に定期的に融雪剤を散布していますが、これがクルマに良くありません。確かに融雪剤のおかげで凍りにくくはなりますがその反面、クルマの塗料を溶かしてしまうのです。そのため寒冷地仕様のクルマには、融雪剤の影響を受けない特別な塗料が使われています。また冬のワイパーも、夏用のものと全然違うことはご存じでしょう。ワイパーのゴムは寒さにさらされると硬くなってしまうため、まるで役に立ちません。それに大雪のときは拭き取りの面積が大きなワイパーでなければ威力を発揮しないので、冬用のワイパーには特別なゴムが使われていることと、ワイパーモーターを強化することで、視界の安全を確保しているのです。

知らない人には教えてあげましょう。

以上のように、寒冷地仕様車は一般車よりも装備が充実している分だけ、金額的にちょっと高くなります。それは仕方がないことです。でもだからといって、冬の北海道で寒冷地仕様車ではなく一般車で走るのはやはり危険で、トラブルに巻き込まれる確率もグッと高くなります。もし万一、事故にでも遭ってしまったら修理代やその他で大きな出費がかからないとも限りません。それを防ぐための安心料だと考えればいいのではないでしょうか。

現在、北海道で販売されているクルマのほとんどは寒冷地仕様車です。もしみなさんや周りの方が新しくクルマを購入するときは、カタログを注意して見ることをおすすめします。また、お友だち同士でクルマの話が出てきたときに寒冷地仕様のことを知らない人がいたなら、ぜひ教えてあげてください。ときには知識をひけらかすことも大事だと、誰かが言っていましたし。ちょっと尊敬のまなざしを向けられるかもしれませんよ。

スタッドレス タイヤ交換

タイヤ交換。 あなたはセルフ派? どこかに頼む派?

さあ、冬が近づいてきましたよ。準備はOK?

各地から初雪の便りが届き、山の木々があざやかな赤やオレンジから純白へと移り変わる季節。ストーブやお鍋が恋しくなるシーズンでもあります。それにTVの天気予報では、根雪になる時期は○○日頃ですとか、最低気温が氷点下になりましたなんて、知りたくもないのに教えてくれます。すると「とうとう来ちゃったかあ、ウチも急いで冬の準備をしなくちゃ」という気分になるから不思議。「ところで、セーターとコートってどこにしまってたっけ?」とか「やっぱりモモヒキは必要だよな」、「ストーブの点検もしておこう」「家の寒さ対策もしておきたいし……」などなど、忙しいやらソワソワするやらで、この時期は慌ただしいですね。そしてもうひとつ。クルマを所有しているオーナーには、大事な準備が残っていました。そう。冬用タイヤへの履き替えです。雪も一度降ったら、そのまま根雪になって春まで残ってくれればまだ諦めもつくのに、そうはいきません。一ヶ月くらいは降ったり溶けたりを繰り返すので、タイヤ交換のタイミングがとてもむずかしい。履き替えが早すぎると乾いた路面でスタッドレスタイヤが摩耗しちゃうし、遅すぎると雪で滑ってどうにも動けなくなってしまいます。だからこの時期は、タイヤ交換のスケジュールと天気予報をにらめっこするのが、道民ならではの悩みどころともいえます。

スタッドレス タイヤ交換

タイヤは交換時期の見極めが大切!

さてタイヤの交換時期は人それぞれなので省き、ここでは、これから履き替えるスタッドレスタイヤの寿命と劣化について触れていきましょう。基本的にスタッドレスタイヤは氷点下でも性能を発揮できるよう、夏タイヤよりも柔らかく作られています。でも、タイヤのゴムは経年劣化で硬くなってしまうため、グリップ力は急速に衰えます。これは輪ゴムと同じ理屈と考えてください。使いはじめは弾力があっても、年数とともにだんだん硬くなって伸びが悪くなるのです。さてあなたが、前シーズンまで履いていたスタッドレスタイヤを今回もまた履こうと思うなら、そのタイヤがそのままで大丈夫かどうかきっと気になることでしょう。そこで次にタイヤのチェックするときのポイントをいくつかご紹介します。

タイヤをチェックするときのポイントは?

そもそもスタッドレスタイヤは走行距離や使用年数、ドライバーの走り方やクセなどによって耐用年数が違ってきます。適性交換時期の目安は4年前後なので、はじめにタイヤの製造年をチェックしましょう。数字はタイヤの横に、4桁から6桁で刻印されているのですぐにわかります。下2桁が製造年、その2つ前の数字が製造年週です。たとえば1214と刻印されてあったら、そのタイヤは2014年の12週目、つまり3月前半に製造されたことがわかります。またタイヤサイドのひび割れや亀裂も調べてみましょう。たとえ4年経っていなくても保管状態が悪ければ、ひび割れることがあるのでご注意を。

最後に残り溝の深さをチェックします。新品時はおよそ10㎜程度で、これが半分くらいまで減っていたら、交換を検討すべき時期です。溝の深さが3.2㎜以下になると急激に性能が落ちるそうなので、忘れずにチェックしてくださいね。スタッドレスタイヤは夏タイヤに比べて、ギザギザして溝も深いためまだ使えるかも?と思いがちです。でも冬本番になって圧雪路を走ったときに、スリップしてしまうようでは困ります。そして何より、大きな事故につながったら重大事なので、できるだけ早めに準備しましょう。

タイヤ交換は、ぜひお近くのホンダカーズへ。

さてタイヤのチェックをして、前シーズンのタイヤをそのまま履くと決めたら、あなたは自分で交換作業をしますか?それともクルマの販売店や工場ですか?あるいはカー用品店?ガソリンスタンド?もし頼むにしても急に雪が降った日とか、降りそうな週末などはひどく混むので何時間も待たされることがあります。それがイヤならたとえば今、軽やコンパクトカーに乗っているオーナーさんであれば、まだタイヤが小さなサイズなので、自分で交換することは可能です。やろうと思えば女性でもそれほど苦労はしないでしょう。とくに最近はあまり力が要らない油圧式ジャッキがありますから、作業も楽ちんです。でも、最近流行りのミニバンやワンボックス、SUVやステーションワゴンなら、タイヤ交換はむずかしいですね。そんなときはぜひ、お近くのホンダカーズにお立ち寄りください。タイヤのことはもちろん、冬道のドライブのことやクルマに関するご相談なども気軽にお聞きしますよ。

知っておきたい、車検のアレコレ。

ホンダ車検

マイカーの車検の有効期限、おぼえていますか?

クルマを所有していると、一定期間ごとに必ず受けなければならないのが、「車検」制度です。その有効期間ですが、一般乗用車は新車購入から3年が1回目、その後は2年ごとに受けることはご存じでしょう。ところが詳しく理解できている人は案外少ないのでは?それにお金がかかる話なのでちょっと気が重いなあとか、検査に日にちがかかるし代車の手配とかもあるからめんどうだと感じている人もいるかもしれません。でも車検を行う理由は明確。あなたのクルマがこの先も安全に公道を走れるかどうかと、国が決めた排ガス規制をクリアしているかを検査するためです。つまりクルマに危険や不具合が起こらないようにしっかり検査・整備してあり、なおかつ、環境や人体に影響をおよぼす有害物質を発散していないか確認することなのです。有効期限は車検証に記載されていますし、フロントガラスにステッカーが貼ってあるとおもいますから、期限内に必ず受けるようにしましょう。もし車検が切れたままで走っていたら刑事処罰(6か月以下の懲役または30万円以下の罰金)の対象になります。絶対に忘れないでくださいね。

いつもどこに車検を頼んでいますか?

ところで、いつも使っている「車検」という呼び名は通称で、正式には「継続検査」といいます。車検は基本的に運輸支局の検査場で行なわれますが、ユーザーが民間の整備工場や中古車販売店などに車検を頼んだ場合、クルマの点検整備を行ってから運輸支局に持ち込んで車検を受けるのが通常の流れです。ただし、国交省の代わりに車検認定ができる「陸運局指定工場」の資格を持った自動車販売ディーラーや整備工場、大型カー用品店などは自社で車検整備を行うことが認められています。その場で完了させ保安基準適合標章を発行してくれるため、ユーザーにとっても便利です。車検は有効期限の30日前から受けることができるので、業者によっては2か月前から予約を受け付けているところもあります。早期予約特典や割引を実施している業者をうまく利用するのも、ひとつの方法といえますね。

重量税はやっぱり、やっぱり金額が重たい?

て車検の具体的な話に移っていきましょう。気になる費用ですが、おおまかには法定費用+点検基本料金+整備料金の3つで成り立っています。法定費用とは通常、「自賠責保険料」と「自動車重量税」と「印紙代」をひっくるめたものです。この中で大きなウエイトを占めるのが重量税です。クルマは重さ0.5トンごとに税額が決められていて、たとえば1トン未満の小型乗用車なら16,400円、1.0~1.5トンまでの中型乗用車なら24,600円、1.5~2.0トンまでであれば32,800円が課税されます。ただし13年を経過したクルマは税額がアップし、18年を経過するとさらに割り増しになるので要注意。経過年数が増えればそれだけ負担が大きくなるわけですが、これは自動車税と同じ仕組みです。
逆に、軽自動車は重量税が6,600円と割安に設定されていることや、ハイブリッドカーなどのエコカーは減税されることがあります。気になる方は当社スタッフか、お近くのHondaCars札幌中央まで聞いてみてはどうでしょう。

車検と24カ月点検は別モノ?

次に点検基本料金についてですが、これには法定24か月点検といって、必ず点検しなければならない56箇所のチェック項目があります。大きく分けると

(1)エンジン・ルーム点検 
(2)室内点検
(3)足回り点検
(4)下回り点検
(5)外回り点検

の5つ。それぞれに細かい項目があるため、ここでは紹介しきれませんが、外からは見ることのできない部分を取り外してチェックをしたり、テスターを使って排気ガスのチェックをしたりするなど、きちんとした技術と経験を身につけた国家資格整備士がきびしい目で点検する項目がほとんど。その結果、交換や修理が必要になったときは、別途で費用がかかるわけです。

ただし、ここでいう法定24か月点検は「車検とはまったく別のモノ」というと、驚かれるでしょうか。じつは車検というのは検査のみを指し、同じ時期に法定点検をしなければならない義務が発生するため、車検=点検・整備&修理と勘違いしているユーザーが多いのですね。そんなことも、豆知識としておぼえていてくれるとうれしいです。

どこに頼むか迷ったらぜひ、安心のメーカーディーラーへ。

HondaCars札幌中央では、お客さまひとり一人のおクルマの状態に合わせて、検査と整備をお受けしています。もちろん経過年数や使用している環境、あるいは走った距離によっても対処の仕方がかなり異なります。たとえば定期的に交換が費用なエンジンオイルやブレーキオイルでも、その交換時期ではないと判断した場合は、車検時に交換しなくても問題ないですね?私たちはこのように、お客さまやクルマとまっすぐに向き合って、できるだけ詳しくお聞きしながら作業を進めるように努めています。とくにお乗りのクルマがホンダ車であれば、純正パーツをいつでも用意できますし、メーカーディーラーならではの専門知識も豊富です。車検や点検の際は、安心と信頼の当社にご相談ください。

エアコンのHOT&COOLな話。

エアコンのHOT&COOLな話。

エアコンのHOT&COOLな話。

あら、エアコンが効かない?どーしましょ!

夏の真っ盛り、暑い部屋のなかとか炎天下の屋外にいたら溶けちゃいそうな日でも、エアコンでばっちり冷えたクルマなら快適そのもの。最高気温でもなんでも更新してみなさいよ!みたいな強気な気分になる人もいらっしゃることでしょう。とくに北海道でも蒸し暑い日が続くと、エアコンはもうマストアイテム。体にはあまり良くないかなと思いつつも、毎日の通勤やお買い物、ドライブやちょっとしたお出かけにも、エアコンのありがたさを思いきり感じるに違いありません。

でも、ひどい暑さから逃れようとクルマに乗り込んだのに、エアコンのスイッチを入れた途端イヤ~な臭いとともに生ぬるい風がぼわわわ~んと吹き出した、なんて経験はありませんか?あれは本当に落ち込みます。それがもし長距離ドライブ直前だったら、悲劇。とくにクルマの中は外気よりも暑くなるため、温度と湿気はそんじょそこらのサウナ以上。同乗者には文句をいわれ、外出の計画は中止になり、信頼まで失うことに。小さなお子さんや高齢者がいたら熱中症も心配です。そうなる前に、エアコンが効かくなったときの対処法をご紹介します。

その原因と対策は?

さて、エアコンが効かなくなる原因の多くは、エアコンガス不足によるものです。エアコンガスは外気を冷却するための冷媒ガスなので、当然ですが減るとエアコンの効きは悪くなります。この場合はエアコンガスの残量を確認して、補充すればOK。ガソリンスタンドやカーショップなどに頼むと、およそ3,000~5,000円くらいで済みます。ただしこのガスチャージはあくまでも応急処置的なものなので、ベストな状態に戻すには「エアコンガスクリーニング」をおすすめします。

次に考えられる原因はエアコンガスの漏れです。本来エアコンガスは密閉された配管の中で循環しているため、そう簡単に減るものではありません。それがガス補充後でもすぐ無くなるのなら、それはどこかから漏れている可能性があります。修理工場などでしっかり見てもらいましょう。

その他の原因なら、コンプレッサーの故障かもしれません。エアコンのコンプレッサーは直径20㎝ほどの円筒形をしていて、エンジンに取り付けられています。これはファンベルトで作動する仕組みになっているため、エアコンのスイッチを入れても「カチッ」という作動音がしないとか、アイドリング時のエンジン回転数が上がらなければ、コンプレッサーの故障が考えられます。

以上のように、エアコンのトラブルはひとりでは解決できないことが多いもの。もしちょっとでもエアコンの風がひんやりしなくなったなあと思ったときは、当工場へお越しください。プロの整備士が適切に対応しますのでお気軽にどうぞ。

あエアコンも使い方次第で燃費がUP!

夏の真っ盛り、暑い部屋のなかとか炎天下の屋外にいたら溶けちゃいそうな日でも、エアコンでばっちり冷えたクルマなら快適そのもの。最高気温でもなんでも更新してみなさいよ!みたいな強気な気分になる人もいらっしゃることでしょう。とくに北海道でも蒸し暑い日が続くと、エアコンはもうマストアイテム。体にはあまり良くないかなと思いつつも、毎日の通勤やお買い物、ドライブやちょっとしたお出かけにも、エアコンのありがたさを思いきり感じるに違いありません。

エアコンは便利で必要不可欠なモノですが、あまり頻繁に使いすぎると、その分だけガソリンを消費します。ちなみに、夏は一般的に25~30%も燃費が悪化するとか。でもわずかですが、それを改善する方法があるのでご紹介しておきますね。

1つ目は、エアコンを「内気循環」にすることです。空調のスイッチには外気導入と内気循環(車内をグルグル回るマークが多い)があります。クルマに乗ってすぐは屋外よりも車内の温度のほうが高いため、始めの数分は外気導入にして車内温度が少し下がるのを待ちます。その後に内気循環に切り替えると、エアコンから効率良く冷風が吹いてくれます。

2つ目の方法はエアコンの温度設定を低めにすること。低い温度設定は燃費を悪くすると思われがちですが、ほとんど関係ありません。ですから始めに最低温度にして一気に車内を冷やし、後からゆっくり温度を調整することがポイントです。

3つ目は風量の調節で、始めに大風量で一気に冷やすことが基本。風を車内に送り込むにはファンを稼働させなければなりませんが、それには多くの電力を消費します。ですから最初に風量を大きくするほうが車内がよりよく冷えるというわけ。以上をまとめると、始めの数分は内気循環+最低温度+大風量にして、車内が冷えてきたら外気導入+適性温度+小さな風量にするのが賢い使い方。

後、日の当たる屋外に長時間駐車しておくときは、窓ガラスの内側に遮光シートを1枚貼っておくことをおすすめします。これ1枚で車内温度の上昇をずい分抑えてくれて、クルマに乗り込むときの不快な暑さが半減できます。みなさんも暑さ対策を万全にエアコンを上手に活用して、HOTな夏をCOOLにお過ごしくださいね。

好きなナンバープレートを選びましょう

好きなナンバープレートを選びましょう

希望番号制度は利用していますか?

唐突ですが、誰にでも好きな数字というのがありますよね。たとえば自分にラッキーをもたらしてくれる数字や、自分の誕生日あるいは記念日などに関わる数字、ほかにはインスピレーションを感じる数字とか……。クルマのナンバーだってそう。愛車にはやっぱり、自分が好きな数字を付けて乗りたいと思うものです。以前はクルマのナンバーは選択することができませんでした。それが「希望番号制度」によって、一部地域で自由に選べるようになったのは1998年のことです。翌年からは全国で、自分が希望する数字をもらえるようになりました。(ちなみに軽自動車は2004年から)。

希望番号を申し込むことができるのは、プレートの4ケタ以下のアラビア数字のみ。地域名やひらがな部分は選ぶことができません。また、自家用もしくは事業用の登録自動車と、自家用の軽自動車のナンバープレートだけで、オートバイはその対象外です。申請できるのは、新車登録時や名義変更のとき、住所が変わるとき、あるいは破損したとき。とくにクルマを買い替えるときに、前のナンバーをそのまま引き継ぐ人が多いのでしょうね。

人気のある番号は抽選になることも。

さて、希望ナンバーには「抽選対象希望番号」と「一般希望番号」の2種類があります。前者はとくに人気が高いため自家用車(事業用は対象外)に限られ、毎週1回実施するコンピュータの抽選に当選した人だけが取得できます。後者はほかで使われていない限り、抽選をしないで取得できる番号です。クルマのナンバーを管轄する(社)全国自動車標板協議会によると、日本人はとくに数字へのこだわりが強く、縁起のいい「1」「8」「7」に絡めることが多いとか。2525(ニコニコ)とか、1188(良いパパ・良い母)、1122(良い夫婦)、4649(ヨロシク)、8349(やさしく)といった語呂合わせや、ゾロ目数字、1234のような続き数字が定番人気のようです。

その申し込み方ですが、各地の「希望番号予約センター」窓口(運輸支局等や軽自動車検査協会事務所に近接して設置)に出向いて申し込む方法と、インターネットを利用して申し込む方法、さらにFAXで申し込む方法があります。ただし希望が多い人気ナンバーは抽選となり、当選しないと予約ができないのでご注意を。インターネットによる申し込みは「一般社団法人 全国自動車標板協議会」が管轄・運営するサイトからできます。ここでは希望番号の予約申し込みから交付までの流れや、インターネット申し込みに関するQ&Aなども掲載しています。気になる方や近々クルマを入れ替える予定のある方は一度、検索してみてくださいね。

※希望番号申し込みサービス:https://www.kibou-number.jp/html/GCAA0101.html

ナンバープレートに、自分だけのこだわりを。

希望ナンバーは通常のナンバープレートと異なり、受注生産になるなどの理由で料金はやや高めです。またプレートには、普通のペイント式と字光式(ナンバープレートの文字が自ら発行しているタイプ)の2種類があります。地域によって微妙な価格差はあるものの、どちらを選んでも4,000円~5,500円前後が相場です。日数は4日~1週間くらいみておけばいいでしょう。
また、希望ナンバープレートとは別に、背景に図柄がデザインされた「図柄入りナンバープレート」というのがあります。これは2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップを記念して発行されるナンバープレートのこと。交付は2017年4月から始まっています。この図柄ナンバーを取得する方法は希望番号申し込みとほぼ同様で、人気のある番号は抽選対象となります。また、ナンバープレート代とは別に寄付金を付けることで、さらに付加価値のあるナンバーを選択することができます。詳しくは図柄ナンバー申し込みサービスのサイトをご覧ください。

このように、クルマのナンバープレートも少しずつではありますが、自分の個性を発揮できるアイテムになってきました。あなたもぜひ、愛車に自分だけのこだわりの数字と図柄が入ったナンバープレートを検討してみてはいかがでしょうか。

 ※図柄ナンバー申し込みサービス:https://www.graphic-number.jp/html/GKAA0101.html

ピカピカのクルマで、颯爽とドライブに出かけましょう。

ピカピカのクルマで、颯爽とドライブに出かけましょう。

あなたはどこで洗車します?

外はポカポカ、心はウキウキ。あたたかい春の昼下がりは、ちょっと遠出するにも最適なシーズンです。でも汚れたままのクルマだと、あまり気分が乗りません。そう、クルマだけにね。そこでドライブ前に洗車をしましょうという提案です。ところでみなさんは普段、どのように洗車していますか。給油のついでにガソリンスタンドに頼むのも便利でいいけれど、まあまあ結構な金額がかかります。とくにスタッフさんに手洗いしてもらうと、クルマの大きさにもよりますが2,000円~5,000円前後。水アカ取りやワックス掛けまでしてもらうと1万円近くかかる場合も。また機械洗車も手洗いほど高くないにしても、それでもおよそ1,000円~2,000円くらいかかります。これが「ちょっともったいないなぁ」とか「おいしいランチが食べられる金額じゃん!」思う人は、コイン洗車場がおすすめです。料金も500円程度と手軽ですし、何より自分で愛車をきれいに磨き上げれば、その分だけクルマへの愛着がグンと深まると思いますよ。

愛車にもおサイフにもやさしいコイン洗車

さて、コイン洗車場を利用するときのコツをちょっとだけご紹介しましょう。洗車にはそれに適した天気があって、曇りがちで、気温があまり高くなく(20~25℃)、風が弱い日がベスト。よく晴れた日がいいと思うかもしれませんが、晴れた日の直射日光が洗車中の水分をすばやく乾かすと、それがボディの塗装にシミを作ってしまうためNGなのです。気温の高い日が不向きなのも同じ理由です。また、風が強い日は洗車中にチリ・ホコリがボディに付着してしまうので、洗車日和とはいえません。

洗車場に着いたらコースメニューを選び、いよいよスタートとなりますが、コイン洗車は時間が限られています。スタンダードコースは水洗い+泡洗浄+水洗いですが、短時間で効率よく終わらせるために、最初の水洗いである程度全体の汚れが落ちるように作業しましょう。水洗いの段階では砂ぼこりは完全には落ちないので、この時点ではスポンジを使わないほうがいいです。
水洗いの次は泡洗浄へ。順番としては、タイヤ・ホイール→ルーフ→ボディと洗っていくのがセオリーです。足回りはとくに汚れているので、念入りに。ボディもボンネット→トランク→バンパーと足回り以外は上から下へと順々に洗車していきます。このとき注意したいのが、タイヤ・ホイールの洗浄に使うスポンジ類と、ボディ周りに使うスポンジ類は別々にすること。足回りに使ったスポンジでボディを洗ってしまうと、付着した泥や細かい砂、ブレーキダストなどでボディをこすって傷つけてしまうことがあるからです。

仕上げはやっぱりワックスで

ボディ洗いが終わったら、キレイを長続きさせるために、ワックスを掛けておきたいものです。ワックスは汚れを落とした洗車後に行ないますが、ボディが十分に乾いた状態で、屋根や風よけのある場所が理想的。ワックス掛けのコツは、ルーフ→ボンネット→ドアなどの側面という順で行なうことです。付属のスポンジにワックスを薄く取り、ボディに優しく塗っていきます。ここで注意したいのは、まるく塗らないこと。円を描く塗り方は、ムラや傷の原因となるので、縦・横と直線的に1~2往復させて、クルマの進行方向に沿ってムラなく、薄く塗り伸ばしていくのが基本です。ボンネットやフードなどの面積の広い部分は小さな立方体に区切って塗りこみましょう。乾燥までの時間ですが陽ざしの強い夏場であれば10~15分、冬場であれば20~30分くらいたって乾いたのを見計らって拭き取ります。最後のふき取りは、なるべく柔らかく目の細かい布などを使用するといいでしょう。

あらららら、知らないうちに傷がっ!?

ボディがきれいになってワックスを掛けたのはいいけれど、いつ付いたのかわからない小さな引っかき傷やへこみを見つけたことはないですか。冬の間はあまり気づかなくても、春先に小石がはねた跡やどこかでこすったような跡を発見するとショックも大きいものです。小傷程度ならまだ我慢できても、大きなものならやっぱり修理したくなるのが愛車です。そんなときは当社に気軽にご相談ください。板金修理のプロが親身に対応しますよ。それとヘッドライトがなんだか黄色くくすんできたなあと感じたことはありませんか。それはライトに細かい傷がついて、曇ったりくすんだりしているからです。ライトの傷はクルマが古臭く見えてしまい、それになにより夜間走行時に本来の明るさが発揮できないので危険です。こちらも当社できれいに磨き上げますので、ぜひ一度、お近くのHonda Cars札幌中央ボディサービスにお越しください。

クルマにかかるお金について考える。

クルマにかかるお金について考える。

クルマの維持費って気になりませんか?

クルマを所有している人の多くは自覚していると思いますが、マイカーを維持していくには結構なお金がかかります。ローンで買った人なら月々の支払い&ボーナス払い、ガソリン代はもちろん、自動車税、任意保険、2年に1度の車検、12か月点検、月極駐車場、ロードサービスに加入している人はその年会費、年に2度のタイヤ交換、洗車代やケミカル用品などもかかるので、頭が痛くなりそう。さらに目に見えない部分でも、クルマは案外浪費します。その頭痛を大きくしている原因の1つが消耗品です。クルマは消耗品の塊。たとえばウインドウウォッシャー液やワイパーブレード、ヘッドライトやスモールライトのバルブ、バッテリー、タイヤ(夏用+冬用)、エンジンオイル、ブレーキフルード(ブレーキオイル)などの消耗や劣化状態がわかりやすいものから、オイルフィルター、エアクリーナー、スパークプラグ、ラジエーター液、ブレーキパッドなど、数え挙げたらきりがありません。しかもこちらのお財布の中身や経済状況などに関わりなく、消耗パーツは次々に交換時期を迎えるのですから、オーナーは大変なのです。ほんとにもう。

主な消耗品の交換時期は?

ただいくら大変とはいえ、愛車に気持ちよく、いつまでも元気に働いてもらうには、消耗品の定期的な交換は不可欠。見た目にはまだ大丈夫と思っても、実は劣化していることが多いものです。仮にそのまま使い続けていたらクルマにダメージを与えたり、安全性を損なったりしかねません。そこで主な消耗品の交換時期の目安を挙げておきますので、どうぞ参考にしてください。

■ エンジンオイル/5,000km走行もしくは半年(どちらか早く訪れたほうを優先)
■ オイルフィルター/12カ月ごと(エンジンオイル交換2回に1度の交換が一般的)
■ ラジエーター液/2年ごと(同時にラジエーターキャップが消耗していれば、必要に応じて交換)
■ ブレーキフルード/2年ごと(過激な運転をしなければ4年ごとでもOK)
■ パワステオイル/2~3年ごと
■ AT フルード(ATF)/3~5万km走行が目安
■ バッテリー/3~5年
■ エアクリーナーエレメント/3~5年
■ デフオイル(FR車や4WD車)/5万~6万km走行または5~6年ごと
■ ミッションオイル/4万km走行が目安
■ ブレーキパッド/タイヤ交換時に消耗度を確認。必要に応じて交換
■ スパークプラグ/4万km走行が目安
■ ショックアブソーバー/4年
■ 発煙筒/4年

ほかにも夏タイヤ・スタッドレスタイヤ、ワイパーのゴムなど、消耗や劣化の程度によって交換していったほうがいい部品やパーツがあります。

走行距離10万km が運命の分かれ道?

上記の消耗品以外にもクルマにはじつにたくさんの部品があって、乗り方のクセや扱い方、保管方法によっても異なりますが、それぞれに交換するべきタイミングが訪れます(とくにゴム製品やプラスチック類は劣化しやすいので要注意)。時期については法令で定められている12カ月点検や、車検時にチェックしてもらうといいでしょう。ところでクルマは10万kmを超えたあたりから、消耗品の交換がとても増えてきます。それもかなり広い範囲で、とくに電気系統や足回りはそれが顕著です。もしあなたがとても大好きなクルマに乗っていて、エンジンが動かなくなるまで乗り続けたいというのであれば、それはそれでOKです。クルマLOVEを感じます。でもその分、維持していくのに必要な交換部品がグッと増えるので、費用の負担増は受け入れるしかありません。その一方で、10万kmに達する前に下取りして新車に乗り換えたほうが、結果的にリーズナブルになるケースもあります。いまのクルマにお金をかけて乗り続けたほうがいいか、新車に乗り換えたほうが得なのかは、オーナーの考え方ひとつ。もし迷ったときは、信頼のおける整備士がいる工場や行きつけのカーディーラー(販売店)へ相談に行くことをおすすめします。

愛車を長く乗り続ける方法。

愛車を長く乗り続ける方法。

長期使用車両ってナニ?

近頃のクルマは安全と環境、両方の性能がとても向上しています。すぐに壊れるようなことがないので、10年、15年と乗り続ける人や、走行距離10万km を超えるクルマも少なくありません。ドライバーにとってクルマは家族のようなもの。長く乗っていると思い出が増えていき、手をかけるほどに愛着がわくというものです。ところでご存じでしょうか?クルマは初年度登録から10 年を過ぎると、「長期使用車両」と呼ばれることを。まるでおじいちゃん、おばあちゃん扱いです。「がんばって長生きしてきたわねぇ。でも年なんだからあまり無理しないでねっ!」といわれたみたいで、なんだか感じ悪い。しかしそれが、ただのひがみじゃないから困るのです。いくらクルマの性能がアップしてきたといっても、長期間走り続けるとやっぱりあちこちガタがきます。人間も高齢になると老化が進むように、クルマには摩耗や経年劣化がおこります。でもモノを大事にすることはとてもイイコトだと、子どもの頃に教えられたあなた(ついでに私)。長く乗り続けた愛車にこれからも元気に走ってもらうためには、何をすれば良いのかいっしょに考えてみましょう。

クルマからの異常サインを見逃さないで。

当然のことですがクルマは精密機械です。使用年数や距離数、運転の頻度や扱い方で劣化や不具合が出るのは仕方がないことです。でもそれがエンジンの不調やブレーキの不具合、あるいはハンドルやサスペンションの不調だとしたらどうでしょう?ちょっとした不具合に気づかずそのまま放置していたら、いつ危険な目に遭うかわかりません。ある日突然エンジンが止まって道の真ん中で動かなくなったとしたら?高速運転中にハンドルがきかなくなったとしたら?たとえ大きな事故にならなかったとしても、故障してびっくりするほど高額な修理代がかかることだってあるんです。私にもそんな経験があります。(まあ、それは置いといて)。そういった事態を未然に防ぐには、やはり日常点検がいちばんです。クルマに乗る前、乗っている最中、降りたときに何か不調や不具合を感じたらすぐに対処すること。クルマは調子が悪くなってくると、何かしらのサインを発することが多いものです。たとえば、最近エンジンまわりが焦げ臭い気がするようになったとか、ブレーキを踏むとイヤな音がする、どこかからオイルがにじみ出すようになった、ライトが弱くなったなど、クルマが知らせる異常のサインを早く発見してあげることが大事なのです。

年に1 度はクルマの健康診断を受けましょう。

ある調査によれば、長期使用車両のユーザーは年々増え続けていて、それだけクルマの整備が必要なのにもかかわらず、定期点検の実施率は大幅に下がる傾向にあるそうです(*1*2)。つまり、「長年乗っているのに、知らんぷり」という、クルマにとってすごくうれしくないオーナーさんが多いということでしょう。人間なら自分の体が心配だと、定期的に「健康診断」を受けますよね。クルマだって同じだと思うのです。だから愛車の健康診断ともいえる定期点検を忘れずに受けましょうというお話。クルマをほったらかしのオーナーさんは、「車検のときに見てくれるからいいよ」とか「余計な出費がかかるし……」というかもしれません。でも長期使用車両だと、新車と同じ対応では済みません。知らないうちに劣化が進んで、明日故障してもおかしくないといわれたら、なんだか不安になるでしょう?その不安を取り除くためにも、年に1 度の定期点検を受けてください。定期点検は車検と違い、受けなくても罰則規定がありません。でも受けることで、不具合や交換の必要な部分がわかるため、すばやい対策が取れます。そのように愛車の「健康状態」をしっかり把握することが、結果的に長寿命につながるのです。積極的に定期点検を受け、これからも愛車とうまくつきあってあげてください。ちなみに点検のことは、プロのいる当店やHonda Cars 札幌中央の各販売店まで気軽にご相談ください。

*1 一般財団法人自動車検査登録情報協会「わが国の自動車保有動向」より
*2 国土交通省「自動車の整備前点検結果についての実態調査結果の分析報告書」より