タイヤ選び

タイヤ選びに迷ったら?

タイヤ選び

膨大なパーツの中でも最重要なのがタイヤ

ご存じでしょうか。1台のクルマにはネジのように小さな部品から、大きなエンジンやボディを形づくるパーツまでを含めると、約3万個もの部品が使われていることを。たとえばそのひとつに、何か不具合や破損が生じたらクルマは途端に調子が悪くなり、それが原因で故障することだってあります。クルマは“精密機械の集合体”といわれますが、走りにもっとも影響を与える重要なパーツが、4本のタイヤです。だって考えてみてください。たとえ高速道路であっても、時速100kmものスピードで走るクルマをコントロールするタイヤと路面との接地面積は、わずかハガキ1枚分×4。それでドライバーや同乗者の人命すべてを支えているのですから、どんな場合でも決して軽く考えてはいけません。

今年のタイヤは去年と同じ?買い替え?

ところでみなさんはどのタイミングで、タイヤを買い替えていますか。タイヤはゴム製品なので走るたびにすり減ります。それにあまり走っていなくても、経年劣化でゴムが硬くなりひび割れが起きてしまうものです。走行距離や運転時のクセ、道路状況によっても左右されますが、一般的なタイヤの買い替え時期はおよそ5年が目安。新品タイヤは結構高いので、頭の痛い出費かもしれません。でもその金額に換えられない安全や快適性が手に入るのですから、あくまでも消耗品と割り切るべきでしょう。かくいう私も、クルマのコラムを書いている立場から「もうひとシーズン履けるかなぁ……」などという甘い考えをバッサリ捨て、どこのメーカーのどんなタイヤにしようかなと検討している最中です。率先垂範なんていいますしね。あぁ、でもやっぱり頭の痛い出費だわ……。

自分はタイヤに何を求めているのか考える

タイヤを買う時のユーザー心理は、私のようにその立場になってみるとよくわかります。どんなタイヤを選んでいいのかモヤモヤして、考えれば考えるほど決められないものですね。まるで迷路にでも迷い込んだかのよう。基本的には、新車で購入したときのタイヤを基準にするのがセオリーといわれています。でもタイヤの性能、特性、価格、サイズ、メーカーなど、好みやこだわりをいいだしたら、なおさら自分のクルマにピッタリな1本を探し出すのが難しくなるかもしれません。そこでここはもっとシンプルに、自分がタイヤに何を求めているのかを考え、それを優先させてはどうでしょう。確かに各メーカーは毎年数多くの新商品を発表しています。しかしその数がいくら多かろうと、タイヤそのものの性能や特徴はそれほど大きな差があるわけではありません。基本的には以下のようなポイントを絞っていけば、自然と自分が希望するタイヤにたどり着くと思いますよ。

タイヤ選びに外せない4つのポイント

1:静粛性+乗り心地を優先
走行中に聞こえてくる騒音がロードノイズ。とくに夏場は窓を開閉も多くなることから、タイヤから伝わる音が気になるかもしれません。それが気になるのなら、静粛性を優先した「コンフォートタイヤ」を選んではどうでしょう。乗り心地にもこだわったタイヤなので、快適なドライブを楽しみたい方に適しています。

2:運動性能を優先
タイヤが地面を噛む力をグリップ力といいますが、とくにスピードやコーナーリングの楽しさを味わうスポーツタイプのクルマに向いているのが、グリップ力に優れたスポーツタイヤです。タイヤ表面のトレッドパターン(模様デザイン)も独特ですが、ロードノイズが他のタイヤよりもやや大きいというデメリットがあることをお忘れなく。

3:撥水性を優先
夏は冬道とは違い、乾いた道路を走行します。そこで問題なのが雨対策です。日本は雨の多い国で、事故は晴れた日の約5倍にもなるとか。雨の日は視界が悪くなって運転がしづらく、スリップしやすくなるので、事故防止や安全面を優先するなら、グリップ力が高く撥水性の良いタイヤを選ぶべきです。  

4:経済性を優先
最近は燃費を意識した、いわゆるエコタイヤが多く出回っています。転がり性能(よく転がるタイヤ)とウェットグリップを兼ね備えたタイヤなので、少ないガソリンで長距離移動が可能。つまり、お財布にやさしく、環境にも優しいタイヤなので、とくにこだわりがなければこのタイプのタイヤを選ぶといいですね。

春先に夏タイヤに履き替えようとしたとき、もしスリップサインが出ていたり、ゴムの劣化やひびが見つかったりしたら、安全性と安心のためにできるだけ早く新しいタイヤに買い替えるべきです。ということで私も欲しいタイヤが見つかったので、早速買いに行ってきます。それにしてもバッテリーに続いてタイヤかぁ、次は何の出費があるのやら……。

タイヤのインチアップ・インチダウン

タイヤのインチアップ・インチダウンのお話

タイヤのインチアップ・インチダウン

あなたは夏も冬も、タイヤは同じサイズ?

冬の足音が近づき、これから長い雪の季節が始まろうとするとき。北海道に住むクルマのオーナーなら必ずやるべきことがあります。そう、夏タイヤからスタッドレスタイヤへの交換です。腰が痛いわぁとブツブツいいながらも自分でやる人、いつも利用しているカーショップやガソリンスタンドに頼む人、信頼しているクルマの販売会社や整備工場まかせの人まで、交換のやり方はさまざまでしょう。ところでスタッドレスタイヤを夏タイヤと違うサイズで履いている人も多くて、交換時期にはよく話題になります。

そもそも、それぞれのクルマには各メーカーが定めた純正のタイヤサイズというものがありますが、ドライバーの中には、外見のドレスアップや走行性能、乗り心地、コスト面、燃費などさまざまな理由から、あえて純正のサイズではないタイヤを装着している人がいます。この場合、タイヤサイズを大きくすることをインチアップ、逆に小さくすることをインチダウンと呼びます。

インチアップ・インチダウンをする意味とは?

インチアップ・インチダウンとは、タイヤの外径(外側の大きさ)はそのままに、タイヤの扁平率を変えることでホイールの直径(リム径)を大きくしたり小さくしたりすることをいいます。一般的にインチアップするとタイヤ幅は広くなり、インチダウンするとタイヤ幅は狭くなる傾向にあります。Hondaのフィットを例に挙げましょう。スポーツタイプやSグレードでなければ、タイヤサイズは「185/60R 15」が標準。つまり幅が185㎜で扁平率60%の15インチタイヤです。これを「175/70R 14」のように小さくすることをインチダウンといいます。よく、タイヤサイズを標準以外のサイズに変えて問題ないの?という質問を受けますが、車両保安基準で決められたルールを守っていればOK。走行に問題はありませんし、車検も通ります。

近年は軽自動車でも扁平率50%を切る「低扁平タイヤ」が多く出回るようになりましたが、インチアップするとクルマの足もとがシュッとしてかっこ良く見えるものです。またタイヤ幅が大きくなって接地面積が広くなるので、中高速域でのハンドル操作が安定します。さらに路面に対するグリップ性能やコーナリング性能が高くなるといったメリットがあります。一方で、ロードノイズ(タイヤから発する騒音)を拾いやすくなるという欠点もあります。

インチダウンのメリット&デメリット

さて、話をインチダウンとスタッドレスタイヤに戻しましょう。冒頭でもふれましたが、夏タイヤは純正サイズ、もしくはインチアップしておき、スタッドレスタイヤはインチダウンするというオーナーは結構多いです。インチダウンのいちばんのメリットは乗り心地がマイルドになること。これは扁平率が高くなってタイヤに厚みが出るためです。タイヤの幅が狭くなると接地面積が減って滑りにくくなるので、雪道での走行性能がアップします。またタイヤ幅が狭い分ハンドリングが軽くなることや、轍(わだち)にハンドルを取られにくくなるといったメリットも生まれます。それにホイールサイズ(インチ)を小さくすると、基本的にタイヤの値段が安くなります。それがよく出回っているサイズなら、ホイールとセットで安く購入できるかもしれません。

反対にデメリットは、偏平率が高くなってタイヤ幅が狭くなるので、見た目が地味になること。またタイヤの接地面積が減ると接地圧があがるのですが、それがアイスバーンなどではグリップ性能が落ちてしまうこともあります。インチダウンは、こうしたメリットとデメリットの両方をよく確認して行うべきでしょうね。

インチダウンで注意しておきたい点

たとえばスタッドレスタイヤをインチダウンするのであれば、いくつか注意点があります。1つ目がタイヤの外径(タイヤ全体の直径)を変えないこと。インチ変更に伴ってタイヤの外径まで変えてしまうと、タイヤが車体と接触してしまうとか、スピードメーターに誤差が生じることがあります。場合によっては車検に通らないこともあるので要注意。2つ目が、取り付け可能なホイールサイズであることを確認する。たとえ同じ車種でも型式・年式・グレードによっては適合するサイズが異なる場合があります。タイヤショップに行く前に、それらをよく確認しておきましょう。3つ目がロードインデックスを確認すること。ロードインデックスとは、タイヤ1本で支えることのできる最大負荷能力のことです。クルマには必要なロードインデックスが決められていて、これを下回ると車検時に通らないこともあります。

タイヤメーカーによっては、タイヤサイズを変更する際に外径を維持してのインチ変更の計算ができる公式サイトを持っているところあります。具体的な話を聞きたいなら、大型のカーショップのスタッフが詳しいと思うので相談してみるといいでしょう。あなたのクルマにピッタリ合った、好みのタイヤが見つかることを願っています。

車の定期点検

定期点検、ちゃんと受けてます?

車の定期点検

クルマにだって健康診断が必要!

みなさんは普段、クルマの定期点検をちゃんと行っていますか。2年ごと、1年ごと、半年ごとに点検があります。もしかして、「調子が悪くなってからでいいよ」とか、「2年に一回は車検があるからいいでしょ?」、あるいは「めんどうだからイヤ」「時間がないしお金かかるからいいわ」と思って、ほったらかしにしていませんか。ところがもし、クルマが自分の身体だとしたらどうでしょう。たとえば熱があってダルかったり、胸がムカムカしたり、頭やお腹が痛かったらすごく不安になって、きっと病院に行くか薬局へ薬を買いに走りますね。でもクルマだったら、故障やあきらかな不具合がない限り、調子が良いか悪いかとてもわかりにくいもの。それをきちんとチェックして整備してあげるのが、定期点検の役割です。定期点検は人間の健康診断のようなもの。だから「車検が人間ドックで、12カ月点検は会社の定期検診と同じ」という人もいるほどです。いつも自分たちを目的地までちゃんと運んでくれる忠実な相棒・マイカー。点検をきちんと受けていれば、所有者はもちろん、ご家族や同乗者もすごく安心するはずです。いつでも快適で安全なカーライフをおくるためにも、ぜひ定期点検を受けることをおすすめします。

車検と24カ月点検は別物です

自家用乗用車や軽自動車の定期点検には、いくつか種類があります(*)。ひとつは2年ごとに行う24カ月点検です。この点検は2回目以降の車検と同時に行うため、昔は同じ意味あいで使われてきました。以前のコラム(2017・9・5)でもちょっと触れましたが、そもそも車検とはクルマが保安基準(自動車の構造、装置、乗車定員等)に適合しているかどうか検査する制度そのものを指す言葉です。言ってみれば「公道を走る資格を得るために受ける検査」のことなので、厳密には点検ではないんです。これに対して24カ月点検は、「次の車検まで故障しないように点検・整備すること」なので、内容と目的が違います。多くのユーザーはクルマの販売店、整備工場、大型のカーショップなどへ車検を頼むとき、法律上の義務となっている24カ月点検をいっしょに行うので、車検=点検・整備&修理と勘違いしやすいのですね。

24カ月点検の点検項目数は56項目。ただしこれは自家用乗用車や軽自動車の場合で、自家用の中小型トラックや大型トラック、オートバイなどは点検項目数と期間が異なります。詳しくは国土交通省のHPを参照してください。

http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha/tenkenseibi/tenken/t1/t1-2/

いちばん大事なのは12カ月点検

クルマの定期点検には24カ月点検のほかに、12カ月点検があります。これも法令で定められたものなので、マイカーの所有者は受けなければなりません。点検項目は全部で26項目。項目数がやや少ないなあと感じる人がいるかもしれませんが、これは24カ月点検の一部を行うものという考え方からきているようです。たとえば車検であれば、受けていなければ公道は走れませんし、期限が過ぎたまま乗り続けると重い刑罰を科せられることがあります。ただし12カ月点検は、受けなかったからといってとくに厳しい罰則がないんです。だから受けなくてもいいかというと、そんなことはありません。当然のことながら、万一整備不良が原因で事故を起こしたら、ドライバーは法的責任を負わなければなりません。つまり、すべては自分自身に帰ってくるのです。だからこそなおさら、定期点検が大事なわけです。クルマは人間と違って痛みを訴えてきません。文句もいいません。でもやはりクルマは消耗品の塊。年数に応じて各部品は確実に劣化していくものです。普段と違う異音がするようになってきたとか、パワーが落ちてきた、なんだか焦げ臭い、どこからかオイル漏れがするなど、症状が悪化する前に点検に出して調べてもらいましょう。そのことで不具合が早期に発見できたり、調子が戻って結果的にクルマが長持ちするようになるかもしれません。ちなみに12カ月点検はHonda cars札幌中央ボディサービスでもお受けしています。気になる方はどうぞお気軽におたずねください。

車の駆動方式

あなたのクルマはFF?FR? それとも4WDですか?

車の駆動方式

駆動方式って、案外大事なのです。

ちょっとメカニカルな話になりますが、クルマはエンジンの位置と駆動方式によってFF・FR・MR・RR・4WDの5タイプに分けることができます。みなさんの愛車はどのタイプですか?「クルマのことはちんぷんかんぷんで全然わっかりませ~ん!」という人でも、マイカーがどの方式か知らなければ困ることがあるんです。その話は後でふれますが、そもそも駆動方式とは「エンジンの力をどのタイヤに伝えるか」を意味するもの。クルマはこの方式の違いで車両価格、走行性能、居住性、運転のしやすさなどに差が出てきます。マイカーの駆動方式を少し理解していればクルマのことがもっと好きになって、ドライブや遠出が気軽に楽しめるようになるものです。そこで今回はいくつかある駆動方式の特徴や意味についてふれていきましょう。

エンジンの位置と駆動輪の関係性。

駆動方式は、4WDを除く4タイプ(FF・FR・MR・RR)が2文字のアルファベットで表現されていて、前の文字がエンジンの搭載位置を示し、後ろの文字が駆動輪を表しています。たとえばFFなら、前方にエンジンを積んでいて前の車輪を駆動する方式なので、フロントエンジン・フロントドライブを略した2文字が使われます。同様に、FRは前にエンジンを積んでいて後輪を駆動する方式なので、フロントエンジン・リアドライブの略。またMRは後部座席付近にエンジンがあって、後ろの車輪(リアタイヤ)を動かす、ちょっと特殊な駆動方式であることからミッドシップエンジン・リアドライブを略したものです。これでおわかりのように、RRはリアエンジン・リアドライブの略で、車の後ろ側にエンジンがあって、後輪を駆動方式にしたクルマです。おなじみの4WDは4 Wheel Drive(ホイール・ドライブ)、つまり4つのタイヤすべてに直結して駆動させる方式であることから「四輪駆動」、あるいは「4駆」とも呼ばれます。

それぞれのメリット&デメリット。

ここまではわかっていただけたとして、次に問題なのが、それぞれの違いというか特徴はなんなの?ということではないでしょうか。では、クルマの駆動方式で最も多く採用されているFFから簡単に説明します。

FFのメリットは

①車内空間を広く確保できる
②車体価格を低く抑えることができる
③走行安定性が高い
④雪道に強い

といった点が挙げられます。

逆に

①アンダーステア(コーナーの外にふくらむこと)になりやすい
②高い馬力に対応しにくい
③重量バランスが悪い
④スポーツ走行に向いていない

などのデメリットがあります。

FRは

①スピード走行に向いている
②クルマの操作性が高い
③重量バランスが良い

などのメリットがある反面、

①車内スペースが確保しにくい
②価格が割高になる
③後輪がスリップしやすい

などのデメリットがあります。

またMRとRRは、ポルシェのようなスポーツカーやF1で走るレーシングカー、2人乗りのスポーツカーなどに使用されることが多い駆動方式です。加速性が良く、高い馬力を発揮するかわりに、居住空間が極端に狭く、操作が難しいなどの理由から、生産台数が極めて少ない特殊なクルマといえます。
ですから詳しいことは別の機会に譲ることにします。

最後の4WDですが、4輪すべてで路面をとらえるため、山道や雪道の走行に強いイメージがあると思います。

そのメリットとしては

①悪路での走破性が高い
②高出力エンジンにも対応できる
③走行性能や安定性が高い
といった点が挙げられます。

反面、

①車体が重くなる
②燃費が悪い
③車体価格や税金(自動車税、車両重量税)が高い

など、現実的なデメリットもあります。

それぞれの特徴を十分理解しておくことが大切です。

駆動方式を知ることで広がるカーライフ。

クルマの走行性能と深い関係にある駆動方式の違いがなんとなく理解してもらえたでしょうか。その上で、みなさんがいま実際に乗っているクルマはどの駆動方式でどんな特性があるか、またどんな走りをするのか、なぜカーブのときふくらんでしまうのかといった疑問が解決できたと思います。ちなみに自分のクルマがどの方式なのか知らないと困ることは、たとえば雪道や轍(わだち)で埋まってしまったときなど、FFのクルマなら駆動輪である前輪にスノーヘルパーを噛ませなくては意味がありませんし、逆にFRであれば後輪にヘルパーを噛ませなくてはいけません。また4WDであれば前輪と後輪にヘルパーを噛ませると、いっそうパワフルに脱出できる仕組みです。

クルマのおおまかな特徴を理解していると、クルマが本来持っている性能をさらに引き出すことができますし、安全運転にも役立つはず。またカーライフが快適になって、ときには節約につながることもあるでしょう。もし、これからクルマの買い替えを検討しているなら、選ぶ基準のひとつに挙げてもいいかもしれませんね。

マイカーの錆、気になりませんか?

マイカーの、気になりませんか?

誰だってクルマの錆はキライですよね?

新車を買ったばかりの頃は、ボディはどこもかしこもピカピカで、小さなスリ傷やヘコミもないことでしょう。それが数年たつうちには少しずつ傷んできて、塗装の輝きなども徐々に失われてきたという経験はないでしょうか。おまけに錆のひとつも発見したらガッカリ。なんだか急に老け込んだような、イヤ~な気分に襲われるかも。クルマを大事にしている人なら、ガッカリ度はハンパないかもしれません。錆はぶつけたりこすったりした箇所から発生することもあれば、気づかないうちに車体の下回りから広がっていくこともあります。しかし考えてみるとクルマはもともと鉄の塊。扱い方が悪ければ錆びてくるのは当たり前。でもだからといって、錆びた状態のまま見て見ぬふりをしていたら、錆は広がるいっぽうです。誰だって自分のクルマがどんどんみすぼらしくなっていくのはイヤなもの。そこで今回はクルマの錆防止に関する基礎知識についてまとめてみました。

錆が発生しやすい地域ってあるの?

まず錆の防止対策の前に、クルマに錆が発生してしまうメカニズムについてお話ししましょう。そもそも鉄は空気中の酸素と結びつきやすく、水に触れるとさらに酸化しやすくなる性質を持っています。ですから海辺に近いところでは、海水に含まれている塩分(塩化マグネシウム)が潮風に乗って運ばれる途中で、雨や霧などの水分とくっついて「塩素イオン」になるので、クルマがなおさら錆びやすくなるのです。鉄はもともと不安定な物質で、酸素や塩などと結びつきやすい性質があります。また日本は高温多湿な気候なので、とくに海風に当たりやすい場所や台風の多い地域に住んでいる人は、要注意!「私のところは海が近くないし、台風もそれほど来ないから安心だわ」なんて思っている北海道のみなさん。じつは積雪の多い地域の人は、もっとクルマが錆びやすい環境にあるのをご存じですか。その原因が融雪剤です。融雪剤には「塩化カルシウム」や「塩化ナトリウム」「塩化マグネシウム」といった塩分が多く含まれていて、それがボディや下回りに付いた傷を錆に変えてしまうからです。

錆が故障の原因になると、車検が通らないことも。

近年、クルマの防錆性能は格段にアップして、錆びにくくなったといわれています。そうはいっても長年屋外駐車していたら紫外線で塗装は傷みやすくなっていますし、クルマに埃や鳥のフンなどが付着したままだとそこから腐食して、錆を大きくしてしまう可能性があります。また走行中の飛び石や長期間の雨などは、やはり錆を招きやすくします。走る環境や距離にもよりますが、車体の下回りなどは見つけにくいだけに錆が進行しやすく、程度がひどくなれば穴が空くこともあります。それにマフラーも錆びやすいため、腐って落ちることも珍しくありません。不具合が起こると車検が通らないことがあるので気をつけてください。ただし、そこまで進行するにはかなりの時間がかかりますから、まずは錆の原因となる汚れや塩分をこまめに洗い流すのがいちばんの防止策です。とくに下回りは忘れずに洗車するようにしましょう。

錆の補修と修理方法。

定期的な洗車と、錆を早期発見して早めにメンテナンスをする。この点はクルマも人間も同じです。もし錆を見つけたとしたら、「大切にしている愛車だもの。錆の処理くらい自分でやるよ」という人も多いと思います。カー用品店やホームセンターでは、そういう人向けのグッズがたくさん揃っています。もし錆が軽度で範囲が狭いなら、サンドペーパーで錆を削り落とした後、塗装して終わるというやり方もあります。錆の場所によってはワイヤーブラシを使うこともできます。また程度に応じて適切な錆補修材を選べば、錆取り作業もラクです。錆が除去しづらい部分や錆を落とし切るのが難しいときは、錆を科学的に防錆物質に転換する「赤錆転換防錆剤」というのが便利です。錆の箇所に部分塗りするだけで、錆の進行を止めてくれます。ほかにも防錆効果のある防錆オイルなどもありますので、じょうずに使い分けたいですね。

傷ができたからといってすぐに対処しなくても大丈夫ですが、錆は広がってしまうと修理に大きなお金がかかる場合があります。早めの処理を心がけましょう。また自分の手に負えない錆ができた場合や時間のない人は、Honda Cars札幌中央ボディサービスまでお気軽にご相談ください。錆やキズのない、ピカピカボディに仕上げますから。

冬こそ、視界良好に努めましょう。

ガラスの氷や雪をすばやく溶かす

目の前が真っ白になると、頭の中も真っ白

北海道に住んでいるみなさん、もちろん冬の間もクルマに乗りますよね?そうだとしたら、ものすごい吹雪の日もあれば、ワイパーをいくら最速で動かしても追いつかないくらいドカ雪が降る日もあるはず。そんなときに運転をしたら視界がまったく効かなくなって、焦った経験はありませんか。それじゃなくても冬は雪で道幅が狭くなります。それにアイスバーンや轍(わだち)にタイヤを取られると、運悪く周りのクルマに接触したり、雪山や歩行者の群れに突っ込んだり……なんてことも。だから冬の運転でいちばん怖いのは、前方が見えなくなってしまうことなのです。

猛吹雪で目の前が真っ白になってしまうと、当然前方のクルマや信号、歩行者などがまったく見えません。いわゆる、ホワイトアウト状態。こんなときに無理にクルマを走らせるのは、超危険!無謀以外の何物でもありません。そのときは一度クルマを降り、周りを見渡してみましょう。場合によっては路肩にクルマを止めて少し様子をみたほうがいいかもしれません。またスマホやラジオなどで気象予報を確認し、吹雪がおさまるまで待つという選択肢も、安全のためには必要でしょうね。

ガラスの氷や雪をすばやく溶かすには?

さて、真冬で気温が氷点下になった朝など、いざクルマに乗ろうとすると前面や側面のガラスに氷が張り付いていることがよくあります。それに日中でもたった数時間置いただけで、氷で目の前が見えなくなることも。仕方なくブラシでガリガリ引っかいても、頑固な氷はなかなか取れてくれません。急いでいるときはイライラしますね。それがようやく取れたとしても、大雪の日ならどんどん積もるのですぐに視界が悪くなってしまいます。またワイパーに硬い雪がへばりつくと、ガラス面をきれいに拭き取ってくれないので、前方が見えなくてストレスになりそう。みなさんもそんな経験はありませんか。そういったイライラをスッと解決してくれるアイテムが、「解氷スプレー」です。

これは、凍っているガラス窓を一瞬で溶かす便利グッズなので、車内にいつも携帯しておきたい必需品のひとつ。またスプレーとは別に、ウォッシャー液の中に雪や氷を溶かしてくれる成分があらかじめ含まれている「解氷撥水ウォッシャー液」という商品もあります。これはいつも通りに車内からウォッシャー液を出す操作とワイパーを動かすスイッチを押すだけでフロントウィンドウ(あるいはリアウィンドウ)の雪や氷を溶かしてくれるので、わざわざ外に出てガラスに吹き付ける手間もありません。気になる方は、一度試してみてはいかがでしょうか。

窓の内側が曇ってしまったら……。

冬の運転でもうひとつ困るのが、窓の内側の曇りです。外気でガラスが冷やされると室内の空気熱を奪いますが、このとき、空気中の水蒸気が水滴に変わって窓を曇らすというわけ。当然ですが、外気温と室内温度の差が激しいほどガラスは曇ります。とくに冬の寒い日は窓を閉め切って暖房を入れるので、さらに曇りやすくなるのです。また窓ガラスが汚れていると、余計に曇りやすくなるとか。日頃からキレイにするように心がけましょう。

さて、窓ガラスが曇ったときはまず、デフロスタースイッチを入れることです。これはウインドウ周辺に除湿された空気を集中して送り込む装置なので、前面や側面ガラスの曇りもすばやく取り除いてくれます。その際、空調を外気導入に切り替えておくと効果的。また、リアウインドウの曇りにはデフォッガー(リアウインドウにプリントされた電熱線)スイッチを使うといいでしょう。またクルマの暖房はエンジンの熱を利用しているので、空調の熱風に除湿機能はありません。そこで窓が曇るときは冬でもエアコンをONにしておけば、ガラスが曇りにくくなります。ただしエアコンのフィルターを長期間交換していなければあまり効果が期待できないそうなので、一度チェックしてみてくださいね。

 繰り返しになりますが、窓ガラスの外側の氷や見えなかったり、見えにくい状態で運転したりするのはとても危険なのはいうまでもありません。冬だからこそあせらず、安全な視界を確保したうえで、慎重な運転をするように心がけましょう。

エンジンスターター

利用していますか?エンジンスターター

エンジンスターター

北国の冬に欠かせない、便利さNo.1アイテム。

世の中には、こんなものがあったらすごく便利なのに……とか、あんなことができたら最高だよ!と思えるような機械やアイテムが星の数ほどあります。以前なら、願望やSFの世界でしかなかったものが、いまは少しずつ現実のものに。さすがは21世紀。これも科学や技術の進歩のおかげですね。その視線をちょっとクルマに向けてみるとどうでしょう。鍵のいらないクルマから、最近流行のぶつからないクルマ、自動操縦してくれるクルマ、水素で走るクルマなどなど、テクノロジーの進化は止まることを知りません。その中でも割と身近な存在で、かなりの便利さが感じられるアイテムが普及しています。それがクルマから離れた場所にいても、リモコンを使ってエンジンがかけられるエンジンスターターです。

これを利用すれば、うだるほど暑い夏の日でも歯がガチガチ鳴るほど寒い日でも、全っ然平気。出発前に家からエンジンを起動させておけば、車に乗り込むときにはエアコンがばっちり効いているというわけ。これなら忙しい朝の出勤時もラクラクです。とくに冬が長い北海道なら、その利便性を体感している人が少なくないはず。今回はこのエンジンスターターについて、ちょっと触れてみましょう。

エンジンをいたわりたいのなら暖機運転は不可欠。

ひと昔前までは、寒い季節や寒冷地などでクルマを走らせる場合、必ず暖機運転を行ったものでした。それは、エンジンをかけてからアイドリングのままで少し置いて、エンジン各部が適度な温度に上がるまで待つ暖機運転が常識だったからです。いまのクルマは昔ほど暖機運転の必要がないといわれるものの、クーラント液やオイル類が温まる前にスタートするのは、エンジンにとってあまりよくありません。それは人間が運動をする前にウォーミングアップしなければ体を痛めやすいのと同じこと。クルマだって準備運動なしでいきなり全力で働かせれば、故障の原因になってしまいます。とくにエンジンが冷え切っている冬場なら、暖機運転が必要なのはいうまでもありません。エンジンスターターでエアコンをかけておけば寒い思いをしなくて済みますし、クルマに乗ったらすぐに出発できるので時間の節約にもなる、一石二鳥のアイテムなのです。

どうせ付けるのなら、双方向機能を持った商品を。

「エンジンスターターは取りつけたいんだけど、家と駐車場の距離が少しあるから……」と、迷っている方がいるかもしれません。周りの建物などが影響する場合もありますが、ある程度の距離なら電波が飛ぶので大丈夫。ほとんど問題なくエンジンがかかります。

ところで、「リモコンでエンジンスターターをセットしたはずなのに、駐車場に着いたらエンジンがかかっていなかった!」なんてことになったら、かなりガッカリ。もしかしたら半日くらいブルーになってしまうかもしれません。でもそんなことがないように、リモコンで知らせてくれるエンジンスターターがあるんです。このタイプのエンジンスターターを“双方向タイプ”といいます。逆に知らせてくれる機能がないものは“単方向タイプ”といいますが、双方向タイプであればエンジンがかかっているかどうかをちゃんと教えてくれるので、とても安心。価格的には双方向のほうが単方向よりも高いですが、便利さを考えるとやはり双方向タイプがオススメです。さて、あなたはどちらを選びますか?

もっと詳しく知りたいなら、ぜひお近くのHONDAへ。

エンジンスターターには種類がたくさんあって、例えばリモコンでドアのロック・アンロックができる商品や、車内の温度をリモコンに液晶表示してくれる商品まであります。エンジンスターターはかなり便利なアイテムである反面、多少のデメリットもあります。そのひとつが燃費の低下です。クルマに乗り込む前に何分もアイドリングしておくわけですから、その分の燃料を浪費してしまいます。さらに、あらかじめエンジンをスタートさせるので、クルマに乗り込むときに純正のキーレスエントリーが使用できなくなることもあります。商品金額も1万円前後のアフターパーツから、6万円前後のメーカー純正品までいろいろ出回っていて、なかには自分で取り付けるのがむずかしい商品もあります。もしどれを選べばいいか迷う場合や、機能を比較したいとき、あるいは取り付け方に不安がある方は、お近くのHonda Carsまで気軽にお越しください。親身にご相談に応じます♪

クルマの寒冷地仕様

「クルマの寒冷地仕様? それ、なに」という人のために。

クルマの寒冷地仕様

知っているようで知らない、それが寒冷地仕様。

寒冷地仕様と聞くと、みなさんは何を思い浮かべるでしょう。1年の半分近くを厳しい寒さと、深い雪の中で過ごさなければならない北海道だもの。寒さ対策ナシではどうにもお話になりません。代表的な寒冷地仕様といえば、たとえば住宅関係がそうですね。断熱材やすき間風が入らない断熱窓、あるいは外壁材、屋根、凍結しない水栓など、氷点下が何日も続く日やうんざりするほど雪が積もった日でも、快適に過ごせる工夫や技術がたくさん詰まっています。最近は寒冷地エアコンを使うお宅も増えてきました。ほかにもモコモコのセーターや毛糸の靴下、ファーのロングブーツなんてところも、真冬にしか着ないので寒冷地向けアイテムといえるかもしれません。そうそう。そういえば、寒冷地手当という名目で暖房費を支給してくれる会社や職場がありますが、それはそれで羨ましい……。おっと話がちょっと横道にそれました。

ところでみなさんは、クルマにも寒冷地仕様があるのをご存じでしょうか?およそ氷点下20℃以下の状況でも、クルマが寒さや雪で極力ダメージを受けないように装備された仕様のことです。じゃあ、それは一般車の仕様とどこが違うの?と聞かれても、知らない人も多いようなので、今回はその具体的な特徴をご紹介しましょう。

装備の強化と凍らないための工夫がいっぱい。

寒冷地仕様車と一般車は、見た目は全く変わりません。では何が違うかといえば、2つに大きく分かれて、ひとつは装備の強化や凍らないための工夫です。つまり、ものすごく寒い日や大雪が降った日でも、通常通りにエンジンが始動できて、安全で快適に走れるように対策されたもの。具体的にはバッテリーがそうです。氷点下ではどうしてもエンジンのかかりが悪くなってしまうため、寒冷地仕様のクルマは通常より容量の大きなサイズを搭載してバッテリー上がりを未然に防いでいます。またヒーターを内蔵したドアミラー、シートヒーター、ヒーターリアダクト、リアフォグランプ、凍結防止のためにドアの内側にスポンジを設定するなど、車種やグレードによってさまざまな装備が付けられています。また設備面だけに限らず、クーラント液やウォッシャー液に不凍液が入っているのも、凍らないための対策です。こうした装備や工夫のおかげで、冬の北海道でも安心してクルマを運転することができるのです。

気づきにくいけれど、塗装にも違いがあります。

もうひとつの違いが、寒冷地に対応したクルマの補強です。とくに年間の降雪量が多く、路面が凍って危ない北海道では、どうしても交通事故が起こりやすくなります。その対策として、道路に定期的に融雪剤を散布していますが、これがクルマに良くありません。確かに融雪剤のおかげで凍りにくくはなりますがその反面、クルマの塗料を溶かしてしまうのです。そのため寒冷地仕様のクルマには、融雪剤の影響を受けない特別な塗料が使われています。また冬のワイパーも、夏用のものと全然違うことはご存じでしょう。ワイパーのゴムは寒さにさらされると硬くなってしまうため、まるで役に立ちません。それに大雪のときは拭き取りの面積が大きなワイパーでなければ威力を発揮しないので、冬用のワイパーには特別なゴムが使われていることと、ワイパーモーターを強化することで、視界の安全を確保しているのです。

知らない人には教えてあげましょう。

以上のように、寒冷地仕様車は一般車よりも装備が充実している分だけ、金額的にちょっと高くなります。それは仕方がないことです。でもだからといって、冬の北海道で寒冷地仕様車ではなく一般車で走るのはやはり危険で、トラブルに巻き込まれる確率もグッと高くなります。もし万一、事故にでも遭ってしまったら修理代やその他で大きな出費がかからないとも限りません。それを防ぐための安心料だと考えればいいのではないでしょうか。

現在、北海道で販売されているクルマのほとんどは寒冷地仕様車です。もしみなさんや周りの方が新しくクルマを購入するときは、カタログを注意して見ることをおすすめします。また、お友だち同士でクルマの話が出てきたときに寒冷地仕様のことを知らない人がいたなら、ぜひ教えてあげてください。ときには知識をひけらかすことも大事だと、誰かが言っていましたし。ちょっと尊敬のまなざしを向けられるかもしれませんよ。

スタッドレス タイヤ交換

タイヤ交換。 あなたはセルフ派? どこかに頼む派?

さあ、冬が近づいてきましたよ。準備はOK?

各地から初雪の便りが届き、山の木々があざやかな赤やオレンジから純白へと移り変わる季節。ストーブやお鍋が恋しくなるシーズンでもあります。それにTVの天気予報では、根雪になる時期は○○日頃ですとか、最低気温が氷点下になりましたなんて、知りたくもないのに教えてくれます。すると「とうとう来ちゃったかあ、ウチも急いで冬の準備をしなくちゃ」という気分になるから不思議。「ところで、セーターとコートってどこにしまってたっけ?」とか「やっぱりモモヒキは必要だよな」、「ストーブの点検もしておこう」「家の寒さ対策もしておきたいし……」などなど、忙しいやらソワソワするやらで、この時期は慌ただしいですね。そしてもうひとつ。クルマを所有しているオーナーには、大事な準備が残っていました。そう。冬用タイヤへの履き替えです。雪も一度降ったら、そのまま根雪になって春まで残ってくれればまだ諦めもつくのに、そうはいきません。一ヶ月くらいは降ったり溶けたりを繰り返すので、タイヤ交換のタイミングがとてもむずかしい。履き替えが早すぎると乾いた路面でスタッドレスタイヤが摩耗しちゃうし、遅すぎると雪で滑ってどうにも動けなくなってしまいます。だからこの時期は、タイヤ交換のスケジュールと天気予報をにらめっこするのが、道民ならではの悩みどころともいえます。

スタッドレス タイヤ交換

タイヤは交換時期の見極めが大切!

さてタイヤの交換時期は人それぞれなので省き、ここでは、これから履き替えるスタッドレスタイヤの寿命と劣化について触れていきましょう。基本的にスタッドレスタイヤは氷点下でも性能を発揮できるよう、夏タイヤよりも柔らかく作られています。でも、タイヤのゴムは経年劣化で硬くなってしまうため、グリップ力は急速に衰えます。これは輪ゴムと同じ理屈と考えてください。使いはじめは弾力があっても、年数とともにだんだん硬くなって伸びが悪くなるのです。さてあなたが、前シーズンまで履いていたスタッドレスタイヤを今回もまた履こうと思うなら、そのタイヤがそのままで大丈夫かどうかきっと気になることでしょう。そこで次にタイヤのチェックするときのポイントをいくつかご紹介します。

タイヤをチェックするときのポイントは?

そもそもスタッドレスタイヤは走行距離や使用年数、ドライバーの走り方やクセなどによって耐用年数が違ってきます。適性交換時期の目安は4年前後なので、はじめにタイヤの製造年をチェックしましょう。数字はタイヤの横に、4桁から6桁で刻印されているのですぐにわかります。下2桁が製造年、その2つ前の数字が製造年週です。たとえば1214と刻印されてあったら、そのタイヤは2014年の12週目、つまり3月前半に製造されたことがわかります。またタイヤサイドのひび割れや亀裂も調べてみましょう。たとえ4年経っていなくても保管状態が悪ければ、ひび割れることがあるのでご注意を。

最後に残り溝の深さをチェックします。新品時はおよそ10㎜程度で、これが半分くらいまで減っていたら、交換を検討すべき時期です。溝の深さが3.2㎜以下になると急激に性能が落ちるそうなので、忘れずにチェックしてくださいね。スタッドレスタイヤは夏タイヤに比べて、ギザギザして溝も深いためまだ使えるかも?と思いがちです。でも冬本番になって圧雪路を走ったときに、スリップしてしまうようでは困ります。そして何より、大きな事故につながったら重大事なので、できるだけ早めに準備しましょう。

タイヤ交換は、ぜひお近くのホンダカーズへ。

さてタイヤのチェックをして、前シーズンのタイヤをそのまま履くと決めたら、あなたは自分で交換作業をしますか?それともクルマの販売店や工場ですか?あるいはカー用品店?ガソリンスタンド?もし頼むにしても急に雪が降った日とか、降りそうな週末などはひどく混むので何時間も待たされることがあります。それがイヤならたとえば今、軽やコンパクトカーに乗っているオーナーさんであれば、まだタイヤが小さなサイズなので、自分で交換することは可能です。やろうと思えば女性でもそれほど苦労はしないでしょう。とくに最近はあまり力が要らない油圧式ジャッキがありますから、作業も楽ちんです。でも、最近流行りのミニバンやワンボックス、SUVやステーションワゴンなら、タイヤ交換はむずかしいですね。そんなときはぜひ、お近くのホンダカーズにお立ち寄りください。タイヤのことはもちろん、冬道のドライブのことやクルマに関するご相談なども気軽にお聞きしますよ。

知っておきたい、車検のアレコレ。

ホンダ車検

マイカーの車検の有効期限、おぼえていますか?

クルマを所有していると、一定期間ごとに必ず受けなければならないのが、「車検」制度です。その有効期間ですが、一般乗用車は新車購入から3年が1回目、その後は2年ごとに受けることはご存じでしょう。ところが詳しく理解できている人は案外少ないのでは?それにお金がかかる話なのでちょっと気が重いなあとか、検査に日にちがかかるし代車の手配とかもあるからめんどうだと感じている人もいるかもしれません。でも車検を行う理由は明確。あなたのクルマがこの先も安全に公道を走れるかどうかと、国が決めた排ガス規制をクリアしているかを検査するためです。つまりクルマに危険や不具合が起こらないようにしっかり検査・整備してあり、なおかつ、環境や人体に影響をおよぼす有害物質を発散していないか確認することなのです。有効期限は車検証に記載されていますし、フロントガラスにステッカーが貼ってあるとおもいますから、期限内に必ず受けるようにしましょう。もし車検が切れたままで走っていたら刑事処罰(6か月以下の懲役または30万円以下の罰金)の対象になります。絶対に忘れないでくださいね。

いつもどこに車検を頼んでいますか?

ところで、いつも使っている「車検」という呼び名は通称で、正式には「継続検査」といいます。車検は基本的に運輸支局の検査場で行なわれますが、ユーザーが民間の整備工場や中古車販売店などに車検を頼んだ場合、クルマの点検整備を行ってから運輸支局に持ち込んで車検を受けるのが通常の流れです。ただし、国交省の代わりに車検認定ができる「陸運局指定工場」の資格を持った自動車販売ディーラーや整備工場、大型カー用品店などは自社で車検整備を行うことが認められています。その場で完了させ保安基準適合標章を発行してくれるため、ユーザーにとっても便利です。車検は有効期限の30日前から受けることができるので、業者によっては2か月前から予約を受け付けているところもあります。早期予約特典や割引を実施している業者をうまく利用するのも、ひとつの方法といえますね。

重量税はやっぱり、やっぱり金額が重たい?

て車検の具体的な話に移っていきましょう。気になる費用ですが、おおまかには法定費用+点検基本料金+整備料金の3つで成り立っています。法定費用とは通常、「自賠責保険料」と「自動車重量税」と「印紙代」をひっくるめたものです。この中で大きなウエイトを占めるのが重量税です。クルマは重さ0.5トンごとに税額が決められていて、たとえば1トン未満の小型乗用車なら16,400円、1.0~1.5トンまでの中型乗用車なら24,600円、1.5~2.0トンまでであれば32,800円が課税されます。ただし13年を経過したクルマは税額がアップし、18年を経過するとさらに割り増しになるので要注意。経過年数が増えればそれだけ負担が大きくなるわけですが、これは自動車税と同じ仕組みです。
逆に、軽自動車は重量税が6,600円と割安に設定されていることや、ハイブリッドカーなどのエコカーは減税されることがあります。気になる方は当社スタッフか、お近くのHondaCars札幌中央まで聞いてみてはどうでしょう。

車検と24カ月点検は別モノ?

次に点検基本料金についてですが、これには法定24か月点検といって、必ず点検しなければならない56箇所のチェック項目があります。大きく分けると

(1)エンジン・ルーム点検 
(2)室内点検
(3)足回り点検
(4)下回り点検
(5)外回り点検

の5つ。それぞれに細かい項目があるため、ここでは紹介しきれませんが、外からは見ることのできない部分を取り外してチェックをしたり、テスターを使って排気ガスのチェックをしたりするなど、きちんとした技術と経験を身につけた国家資格整備士がきびしい目で点検する項目がほとんど。その結果、交換や修理が必要になったときは、別途で費用がかかるわけです。

ただし、ここでいう法定24か月点検は「車検とはまったく別のモノ」というと、驚かれるでしょうか。じつは車検というのは検査のみを指し、同じ時期に法定点検をしなければならない義務が発生するため、車検=点検・整備&修理と勘違いしているユーザーが多いのですね。そんなことも、豆知識としておぼえていてくれるとうれしいです。

どこに頼むか迷ったらぜひ、安心のメーカーディーラーへ。

HondaCars札幌中央では、お客さまひとり一人のおクルマの状態に合わせて、検査と整備をお受けしています。もちろん経過年数や使用している環境、あるいは走った距離によっても対処の仕方がかなり異なります。たとえば定期的に交換が費用なエンジンオイルやブレーキオイルでも、その交換時期ではないと判断した場合は、車検時に交換しなくても問題ないですね?私たちはこのように、お客さまやクルマとまっすぐに向き合って、できるだけ詳しくお聞きしながら作業を進めるように努めています。とくにお乗りのクルマがホンダ車であれば、純正パーツをいつでも用意できますし、メーカーディーラーならではの専門知識も豊富です。車検や点検の際は、安心と信頼の当社にご相談ください。