クラシックカー

クラシックカーは好きですか?

クラシックカー

1970年代に生まれた多くの名車たち

ほかにオールドカー、ヴィンテージカ―、旧車なんて呼ばれ方もするクラシックカー。なんだか最近、目にすることが多くなった気がしませんか。たとえばテレビCMに使われたり、ドラマの中で俳優さんが乗っていたり、某タレントさんの愛車だったりするので、なおさら印象に残っているのかもしれません。一般的にクラシックカーはいまのクルマに比べてサイズが小さく、シルエットもちょっぴり丸っこいフォルムが多いようです。どこか懐かしい曲線デザインも人目を惹きますね。

どの年代からクラシックカーと呼ぶのか決まった定義はないものの、高度成長期の1970年は経済的にも安定し、自家用車を持つことが“家族の夢や憧れ”となりました。各自動車メーカーもしのぎを削り車づくりに技術と情熱を注いだためか、いまでも語り継がれる名車が続々と誕生しました。たとえばホンダならS600やS800、トヨタはあの2000GTやレビンAE86、日産はスカイラインGT-RやフェアレディZ、スバルならN360、いすずならベレットや117クーペ、マツダならRX7といったあたりが、個人的に思い起こされます。あー懐かしい。

クラシックカーは好きでも、オーナーになるのは……

思えばクラシックカーは単なる古いクルマというカテゴリーに止まらず、見る人にノスタルジー以上の魅力を訴えかけてくる気がしてなりません。かくいう私もクラシックカーは好きです。でも30年以上前のクルマをいま手に入れたとしても、レストアやメンテナンスに手間がかかるだけでなく、装備や内装仕上げが昔のままであればかなり不便さを感じるでしょう。それにオートマじゃなくマニュアル車がほとんどなので、もし購入を考えているのならちょっと慎重になったほうがいいかも。

余談ですが先日テレビを観ていたら、歌手で俳優の福山雅治さんが出演していてなにやら珍しいクルマに乗っていました。シルエットとデザインがかっこいいなあと思ったら、本人所有のいすずジェミニ。なんでも、彼が長崎から上京して初めて手に入れた格安の中古車がこのジェミニだったのだとか。まだ無名だった頃の彼の夢をいっしょに乗せて走ったことでしょう。国民的スターが何千万円もするスーパーカーに乗っていたら嫉妬してしまいますが、思い出がいっぱい詰まった古い国産車を選んで乗るあたり、「さすが福山さん。好感度またあがったわ!と感心せずにはいられませんでした。

故障や修理費用のこともお忘れなく

それでもあなたが昔から乗りたいと思っていたクラシックカーがあって、たまたま運良く手に入ったとしましょうか。もう気分はルンルン♪たくさんの人の注目を浴びながら、いろんなところへドライブしたくなるに違いありません。でもちょっと待って!古いクルマはメンテナンスや修理が大変なことを忘れていませんか。クルマは機械の塊。当然それなりに経年劣化しますし故障も多くなります。ところが30年以上たったクラシックカーだと部品の確保が難しいことと、割高になるケースがほとんど。信頼できる修理工場もいくつか見つけておくべきです。また保管場所もできるだけ雨風にさらされないよう、屋内ガレージが必要でしょう。なんせクラシックカーのオーナーの多くは、よく晴れた日にしかガレージからクルマを出さないと聞きますからね。また燃費があまり良くないとか、自動車税・自動車重量税、任意保険などの負担が重くなることもあるので、事前に調べておくといいですね。

なぜかお金にはかえられない魅力も

でもクラシックカーはやはり、個性的なデザインや魅力あるコンセプトにあふれているためか、全国各地に大勢のファンがいます。イベントも盛んに行われ、かなりの盛況ぶりだとか。ちなみに北海道でも旧車イベントが多く、歴史ある街並みによく似合う「小樽クラシックカー博覧会」をはじめ、富良野や岩見沢、栗山町、帯広、銭函、滝川、千歳などで開かれるほどファンが多いのが旧車イベントです。年配の人たちには懐かしさと若い頃を思い起こさせ、若い人たちにはデザインや個性に刺激を受けるのではないでしょうか。
確かにクラシックカーを最適な状態に保つには、現在のクルマよりメンテナンスや維持などに割高な費用がかかりますが、それを差し引いても魅力にあふれているクルマといえるでしょう。どうです?あなたもクラシックカーに乗りたくなってきたんじゃないですか。

エコカーのことをもっと知ろう

エコカーのことをもっと知ろう。

エコカーのことをもっと知ろう

4つのカテゴリーがあること、知ってますか?

え、いまさら?といわれるかもしれませんが、みなさんはハイブリッドカー(以下:HV)をご存じですよね。環境を守るために開発・実用化されたこのエコカーは、1997年にトヨタのプリウスが世界で初めて量産されて以来、各自動車メーカーでもこぞって開発され、いまは全国でもずいぶん見かけるようになりました。ちなみにホンダ車でも開発に力を入れていて、人気のヴェゼル、フィット、フリード、グレイスなど約10車種が販売されています。

ところでエコカーにはHVのほかに、近年は電気自動車(以下:EV)、プラグインハイブリッドカー(以下:PHV)、燃料電池車(以下:FCV)というガソリン以外の動力を持った次世代自動車が登場しています。みなさんはその違いがわかりますか。「そりゃあわかるさ、うちもHVだし」とおっしゃる人でも、技術的な違いについては案外うといものです。そこで今回は、この4つのカテゴリーについてふれていきましょう。

燃費もバツグンのHV、環境にやさしいEV。

さておなじみのHVは、英語の「組み合わさった、混合の」という意味の単語を語源にしていて、ガソリンで動くエンジンと電気で動くモーターの2つの動力源を併用したクルマです。走行状態に応じて、この2つの動力を効率良く使い分けるため、群を抜く低燃費を実現してくれるのが大きな魅力です。HVにはエンジン駆動を主体にしたシステムや、走行シーンに合わせてエンジンとモーターの動力を使い分けられるシステム、エンジンは発電のために使用して駆動にはモーターを使用するシステムの3方式に分けられるのですが、詳しいことはまた別の機会に譲りましょう。

電気自動車のEVは、Electric Vehicle(電気で走る乗り物)を略した単語。自宅や充電スタンドで充電した電気をモーターの動力源として走行します。走行中に二酸化炭素を排出しないことから、エコカーの中でもトップクラスの環境性能といえます。このEVもHVと同じように歴史はあるものの、バッテリー切れや充電スタンドの整備拡充問題、夏のエアコンや冬のバッテリー上がりなどの心配もあって、あまり普及してきませんでした。しかし2000年代以降、バッテリー性能の向上に伴い、十分な性能を持ったEVが登場するようになってきました。

HVとEVのいいとこ取り「PHV」。
燃料に水素を使用する究極のエコカー「FCV」。

さてエコカーもここまでなら割と簡単なのですが、ほかにもPHVやFCVが出てくると、話は途端にややこしくなってきます。最近、耳にすることが多くなったPHVですが、これは簡単にいうと、外部電源のプラグで充電ができるハイブリッドカーのこと。PHVがHVと違う点は、家庭用のコンセントから直接バッテリーに充電できるところです。従来のHVよりも大容量の電池を搭載しているので、長距離ドライブでもバッテリー切れの心配が少ないのが最大の特徴です。

4つ目が究極のエコカーといわれるFCV。水素と酸素を化学反応させて電気をつくりだす燃料電池を搭載していて、それを動力に使用するクルマのことです。水素と酸素から電気をつくるなんて夢のような話ですね。二酸化炭素をまったく排出しないので、現在あるクルマの中ではもっとも環境にやさしいクルマといえそうです。

今後がますます楽しみなエコカーの未来。

以上で4つのカテゴリーのエコカーについては、おおよそ理解してもらえたと思いますが、全部が全部いいことずくめともいえません。HVは確かに驚くほど燃費が良く減税措置などもある代わりに、ガソリン車よりも機構が複雑で多くのパーツを使用するため、どうしても価格が割高になっていまいます。またEVもバッテリー切れを起こさないよう、長距離ドライブをする前はバッテリー残量と、知らない地域を走るときは充電スタンドがあるかどうか入念にチェックする必要があります。またPHVも充電設備の問題と割高な価格が気になりますね。またFCVもEVと同様に、水素ステーションの整備が今後の大きな課題でしょう。いずれにしても今後は、次世代自動車技術はさらなる発展を遂げ、普及が進んでいくことと思います。環境先進国のヨーロッパではPHV車にとくに力を入れているそうですが、今後は日本でもますます次世代自動車が注目されそうです。

初日の出

来年は初日の出を見に行きましょう。

初日の出

あなたの元旦はどうやって過ごすタイプ?

みなさんはもう、年末年始の予定は決まりましたか。もしかしたら長い休みを利用して、海外で南国リゾートしちゃう人も多いでしょうか。寒い日本のことは一時忘れて、バカンスを思いっきり楽しんできてくださいね。(決して海外リゾートに行けないヒガミじゃないですからね。ホントホント) 

さて一方で、お正月を自宅や故郷で過ごすみなさんだって、きっと多いはず。幸い日本には、古式ゆかしい和の伝統をしっかり引き継いできた、お正月という一大イベントがあります。普段はバレンタインだ、ハローウィンだ、クリスマスだと、由来すらよくわかっていない「ヒャッホーな海外発祥のイベント」にうつつをぬかしたとしても、お正月だけは特別。髪を結い、着慣れない着物を着て初詣に出かけ、今年1年間の幸運や無病息災、家内安全などを真剣に願う、ちゃっかりした日本人がほとんど。神社ではありがたく、縁起物やお札を授かるとか、絵馬に願を掛け、おみくじなどを引くのが、一般的な元旦の過ごし方だと思います。

でもみなさんの中には「正月?それなら初日の出を見なきゃあ、年が改まった気がしねぇや」とおっしゃる、江戸っ子気質の人や、「どんなに遠くても、毎年の恒例だから必ず家族で行くんだわ」という、生真面目な人たちも結構多いですね。そこで今回は初日の出がバッチリきれいに見えるおすすめスポットについて触れてみましょう。

出かけるときは事前準備をしっかりね

北海道に限った話で申し訳ないですが、四方を海に囲まれた本道は、海岸線や山頂、展望台など見晴らしのよいスポットがあちこちに点在しています。なかでも道東の端っこ、根室の納沙布岬は北海道でいちばん早く初日の出が拝めることから、毎年大勢の見物客でにぎわいます。ほかにも日本最北端の宗谷岬、室蘭市の地球岬、襟裳岬、阿寒の美幌峠、函館山展望台、函館五稜郭タワーあたりが不動の人気スポットです。「いや、それちょっと遠いわ」という方なら、札幌から近い小樽の祝津海岸や天狗山山頂があります。それに札幌市内であれば、藻岩山やJRタワー展望台あたりがきれに見えますよ。

道内の初日の出はおよそ午前7時前後。ただしそれぞれの場所によっても若干異なりますし、クルマで行くなら駐車場の有無なんかも気になりますね。そもそも冬道は天候や降雪状態でどう変化するかわかりません。行く前にしっかり情報を集めて、天気予報とにらめっこしながら、初日の出を楽しんできてくださいね。

輝かしい未来を初日の出に託して

すぐ近場まで公共交通機関で出かける人はいいとして、ちょっと遠くまで何時間もかけてクルマを走らせるとなれば話は別。いうまでもありませんが、これでもかというくらい重装備の防寒対策をするに越したことはありません。スキー場や冬山登山のような準備をしたほうがいいでしょう。また着るものに限らず、耳が隠れるくらい深い帽子、ネックウォーマー、マフラーなども必須アイテムです。また張るカイロやマスク、ライト、予備ライト、厚手の手袋なども忘れずに備えましょう。また、目的地への行き帰りにどんなトラブルが待ちかまえていないとも限りません。埋まったときに備えてヘルパーやスコップ、牽引ロープ、毛布なども準備しておくこと。念のためにガソリンも満タンに入れておくことも忘れずに。

ところで長々と初日の出のことを書いてきました。元日がものすごい快晴で、きれいな初日の出が見られるといいですね。それとみなさんがこのコラムを目にするのが、叶うのであれば年内だったらうれしいです。どれだけの方がこれを読んでいただいているかわかりませんが、ひとりでも多くの方に輝かしい未来が待っていてくれることを、心から祈っています。

飲酒運転

ダメ、絶対。No More 飲酒運転!

飲酒運転

忘新年会、楽しんでますか?

忘年会や新年会など、年末年始はとくにお酒を飲む機会が増えるシーズン。繁華街では連日、どこからこんなに人が集まってくるのかしら?と不思議に思うほど、酔った人たちであふれます。みなさんの中にも、お好きな人はきっと多いでしょう。親しい人と話に花を咲かせて鍋をつつくとか、懐かしい人と旧交を温めながら旬の味覚に舌鼓を打つのは、幸せなひとときに違いありません。

でもちょっと待って!まさか飲んだ帰りにクルマを運転しようなんて考えている人はいませんよね。自分ではいくら「大丈夫っ!」と思っていても、目がうつろだったり呂律がまわらなかったり、ちゃんとまっすぐ歩けないようでは、運転など言語道断。以ての外(もってのほか)です。飲酒運転は重大事故に直結する悪質な行為。今回はそのあたりに、じっくりスポットを充てていきましょう。

アルコールが脳に与える悪影響

「自分はお酒に強いから全然平気」とか「すぐそこまでの距離だから、いいっしょ」、あるいは「ちょっとしか飲んでないし……」なんて簡単に考えて飲酒運転をすると、超危険!お酒は強い弱いに関係なく、少量でもアルコールが脳に悪影響を与え、安全に対する注意力や正常な判断力を鈍らせてしまうのです。ある研究機関によれば、飲酒は次のような影響を及ぼすとか。

① 正常時に比べて動体視力が鈍くなり、視野も狭くなる。
② 判断力が低下して、乱暴な運転やスピードに対する感覚が鈍くなる。
③ 意識がはっきりせず、ハンドルやブレーキの操作が遅れる。
④ 平衡感覚が鈍るので、自然と蛇行運転になってしまう。

といった傾向にあるそうです。また気が大きくなるとか、猛烈な眠気、頭痛やむかつきといった体調不良に襲われるなど、その悪影響ははかりしれません。

ハンパないです!その行政処分と刑事罰

続いて、みなさんが一番関心をお持ちの飲酒運転の行政処分と刑事罰についてふれていきましょう。飲酒運転はまず、「酒酔い運転」と「酒気帯び運転」の2種類に分けられます。前者は「アルコールの影響によってクルマの正常な運転ができない状態」を指します。もし逮捕されれば基礎点数35点、これは免許取り消し+欠格期間(あらたに免許を取りに行くことすら認められない期間のこと)3年という厳しい処分。さらに5年以下の懲役/100万円以下の罰金。なんと100万円ですよ!贅沢な海外旅行とか、ほしかった大型家電やしゃれた家具なんかもバンバン買えちゃう金額です。ああ、もったいない。

もうひとつの「酒気帯び運転」は「吸気中のアルコール濃度が1リットル当たり0.15~0.25mg以下と、比較的少なければ.基礎点数は13点、90日間の免許停止処分。吸気中のアルコール濃度が1リットル当たり0.25mg以上であれば基礎点数は25点。免許取り消し+欠格期間2年。両方とも3年以下の懲役/50万円以下の罰金が科せられます。行政処分+罰金のダブルパンチ。しかもそれだけではありません。人を轢いて死亡、ケガをさせたとか、電柱や信号、建物などの器物損壊には莫大な費用がかかります。それがわかっていたら、この世から飲酒運転なんかなくなりそうな気がするのですが……。

周囲の人も飲酒運転撲滅に協力を

過去にも飲酒運転が原因で起こった事故はたくさんありました。それが2006年、福岡市職員(当時)が飲酒運転で車に追突し、幼児3人を死亡させるという悲惨な事故が大きな社会問題となり、これをきっかけに翌2007年に道交法が改正され、飲酒運転根絶に向けた厳罰化が施行されるとともに、行政処分も強化されたのです。お酒を飲んでクルマを運転する本人はもちろん、クルマを提供した人、あるいはお酒を飲んでいるとわかっていながら同乗した人、クルマで来ているとわかっていながらお酒を提供した人にも、運転者に準ずる重い罰則が与えられるようになりました。飲酒運転はいうまでもなく、極めて悪質・危険な犯罪。もし飲酒運転で事故を起こせば、新聞やテレビで実名報道される場合があります。そうなると会社にも知られて解雇になることだって十分に考えられます。そのあたりもちゃんと理解し、国民一人ひとりが「「飲酒運転を絶対にしない、させない」という強い意志を持って行動することが大切です。そういえば、今年も酒気帯びで人を怪我させて芸能界を引退したタレントさんもいましたっけ。みなさんもくれぐれも注意してくださいね!

<参考資料>警視庁、政府広報オンライン、デジタル朝日新聞ほか

くるまマイスター

あなたも“くるまマイスター”に なってみませんか?

くるまマイスター

知ってます?クルマに関する唯一の検定を

世間には、さまざまな資格があります。そしてその数だけ、取得するために必要な試験が存在します。たとえば医師や弁護士、税理士、公認会計士といった超難関の国家試験から、知識を高めるお手軽な趣味検定までをあわせると、あまりの多さに数えるのがイヤになっちゃうほど。なかでも資格検定はバラエティに富んでいます。おなじみのTOEICやTOEFLのような語学系検定や、漢字や日本語に関する検定、ニュースや時事に関する検定、PC技術やITに関する検定、マーケティングやビジネスマナーに関する検定など、とくに就活や仕事のスキルアップにつながる検定は人気があります。

そんな中、自動車の知識に関する検定がひとつだけあるのをご存じでしょうか。それが(社)日本マイスター協会が主催し、経済産業省が後援する「くるまマイスター検定」です。2013年に開催が発表され、翌年に第一回が実施されたばかりなので、もし知らなくても無理からぬこと。ええ、あなたが業界人じゃなければ、の話ですが。これまでに6回開催されていて、4歳の子どもからご年配の方まで、幅広い人たちがチャレンジしてきました。受検者も年々増えていて、その数は1万人を超えたとか。すごいですね。そんな話を聞くと、自動車関連事業に携わっている私たちまで、なんだかうれしくなってしまいます。

受検者の年齢を問わない、オールラウンドな教養系検定

さて、この検定。個人はもちろん、自動車業界を志望する学生さんや、自動車関連企業スタッフが受検するケースが多いようです。民間資格なので公的な資格ではないものの、合格者は履歴書にも記載できるので、仕事の実務面や就職試験などにも有利になるのがメリットです。

検定の階級は全部で4つあります。いちばん難易度の低いのが「ジュニア」。中学生以下を対象として、くるま社会の一般的な知識が問われます。入門級の「3級」では、クルマについての歴史や国内外メーカー、基本的なメカニズムに関する知識が問われます。ちょっとレベルアップした「2級」では、クルマの歴史やモータースポーツその他、具体的な車種や型式といった知識などが問われます。最難関の「1級」は2級合格者でなければ受検できませんが、クルマに関わるすべてのジャンルから幅広く出題されます。どうです?おもしろそうだと思いませんか。

例題で実力チェックしてみましょう

ところで検定ではどんな問題が出されるか気になりますね。「くるまマイスター検定」の公式WEBに、いくつか例題が出ているのを抜粋して紹介しましょう。

問題1:1972年~1980年まで販売されたメルセデス・ベンツの初代Sクラスに世界で初めて装着され、今ではほとんどの車に装備されている安全装備は次のうちどれですか? 

①エアバッグ
②シートベルト
③ABS
④ヘッドレスト

問題2:タイヤの側面には様々な情報が表示されています。タイヤサイズの表示として、「205/60R16 92H」と書いてあった場合、「タイヤの幅」を示すのはどの部分ですか。

①205
②60
③R16
④92H

問題3:エンジンの高出力化を目的とした「ターボチャージャー」は、次のうち何を利用してタービンを回転させ、動力を得ますか?

①電気モーター
②油圧
③走行風
④排ガス 

問題4:フェラーリのスペシャルモデルの中でも特別な人気を誇るフェラーリF40は、発売されていた当時世界最速を謳っていましたが、その公称最高速度は?

①280km/h
②302km/h
③324km/h
④408km/h

問題5:1955年に200台足らずが生産された、簡易的な設計の超軽量軽自動車「フライングフェザー」を生産した会社はどこですか。

①住江製作所
②富士自動車
③白楊社
④豊田自動織機

これらの問題が3級程度だそうです。意外にむずかしいですか?それともかんたん?あなたはどちら?

興味がある方はぜひ公式サイトを参考に

最近は運転免許を取らない若者や、クルマそのものに関心を持たない人が増えていると聞きます。でもクルマがあるとやっぱり便利で、私たちの暮らしを豊かにしてくれる大切な存在。言い換えるなら友だちや家族のようなモノです。だからこそ、もっと多くの人にクルマに興味を持ってもらい、クルマに対する理解を深めてほしいと思うのです。もしあなたがこれを読んで、自分も挑戦してみたいと思ってもらえたら幸いです。受検に関する詳しい情報は公式サイトに載っていますので、ぜひ参考に。

話は変わりますが、世の中には猫好きさんのための「ねこ検定」だの、「ゴジラ検定」だの「深海生物検定」だの「進撃の巨人検定」といった、目的がよくわからない検定まであるそうですが、興味あります?

参考:くるまマイスター検定https://www.meister-kentei.jp/car/

災害とクルマの関係について

災害とクルマの関係について

災害とクルマの関係について

自然災害の怖さを思い知らされた日。

今年9月6日未明、胆振地方中東部の厚真町、安平町、むかわ町などを震源に起こった、大きな地震。最大震度7という、北海道がかつて経験したことのない最大級の地震は、多方面にわたって甚大な被害をもたらしました。みなさんのところは大丈夫だったですか。命の危険とか、目立った被害はありませんでしたか。札幌でも地域によっては、道路が液状化を起こすなどして全壊や半壊、一部損壊した住宅が少なくありませんでした。その爪痕は今も生々しく残っています。日を追うにつれ、被害の全容がはっきりしてくると、そのダメージの大きさに改めて驚き、自然の恐ろしさをつくづく思い知らされます。また40名以上の尊い人命を失い、700名弱の負傷者がいたことについても、多くの人が心を痛めたことでしょう。今回の地震で住むところや職場をなくした方、長く避難生活を続けている方、いまだに続く余震に眠れない夜を過ごしている方も大勢いると思います。その方たちに心からお見舞いを申しあげるとともに、同じ道民として、一日も早い復興を願うばかりです。

全道で1000億円もの経済損失。

近年は全国各地で、自然の脅威がさまざまな形で猛威を振るっています。一昨年の熊本の地震もそうですが、今年は西日本豪雨や異常なほどの猛暑、次々に襲来する大型台風など、コントロールできない突発的な災害が押し寄せても、私たち人間にはなす術がありません。
また今回の地震では、大規模な山崩れや土砂のせいで、山林や農地がダメになり、多くの漁港施設が損壊しました。これら農林水産の一次産業で、400億円近い被害が発生しています。さらに北海道全域が停電になるという不測の事態のせいで、酪農家は生乳を生産できなくなり、漁業関係者は水揚げした魚介類と冷凍加工品を処分せざるを得ない状況を招きました。また私たちの生活も電気が完全にストップしたことで信号が止まり、それがもとで交通マヒが起こり、流通はストップ、通信網は遮断され、情報は入手できず、スーパーやガソリンスタンドは閉店したまま、あるいはわずかに開いていても長蛇の列ができるなど、暮らしのあらゆる場面で不便さともどかしさを体験しました。長く断水したご家庭や地域はもっと大変だったはずです。震災日から少し日数が経ち、徐々に以前の暮らしへと戻りつつありますが、それでも完全復旧にはまだ遠いようです。

今回の地震で北海道を訪れるはずだった観光客の足が遠のき、ホテルや旅館、飲食関係、観光施設、交通機関などを含めた観光産業の被害額は300億円にものぼるとか。さらに国道・市道・町道の修復費用の400億円を合わせると、少なく見積もって1000億円以上にふくらむそうです。そのリカバーと風評被害を拭い去るのが、私たち道民のこれからの課題ともいえます。

災害時に重宝するクルマの役割。

私たちは全国のどこかで大きな災害が起こり、それをテレビ、新聞、インターネットのニュースで目にするたびに、どこか他人事(ひとごと)のように感じていたかもしれません。人は誰しも「自分だけはそういう被害に遭わない」と思いたがるものだからです。それが実際に身の回りで起こってしまったときに初めて、実感するものです。そうならないためにも、ふだんからしっかり災害に備えることが大事ではないでしょうか。今回の数日間にわたる大停電では、ひと昔前までは考えられませんでしたが、スマホのバッテリー切れに苦慮した人が大勢いました。そのときに役立ったのがクルマの存在です。スマホの充電はもちろん、テレビが見られるカーナビやカーステレオなら、知りたい情報もすばやく入手できます。また普段から、クルマのトランクに必要最低限の防災グッズを積んでおけば、いざというときのリスクを回避・軽減できます。さらに寒い時期なら、クルマのヒーターが命を救ってくれることもあるでしょう。ただし、クルマのバッテリーを動かすにはガソリンが必要です。今回のように慌てて給油しに行っても、人であふれたガソリンスタンドで何時間も待つのは大変です。備えあればなんとやら。これからは万一災害が起きてもクルマを上手に活用できるよう、こまめに給油しておくことをオススメします。

軽自動車

ライフスタイルに合わせてチョイスしたい クルマはどれ?

軽自動車

日本で一番売れているクルマはなんでしょう?

みなさんはいま日本で、もっとも売れている乗用車が何かご存じですか。トヨタのアクアやプリウス、ホンダのフィット、日産のノート、あるいはよく見かけるレクサス?とお答えになる人も多いでしょう。確かにクルマの種類は数えきれないほどあるので、わかりにくいかもしれません。そこで、2018年4月の車名別新車販売台数ランキング上位10車を調べてみると

1位:N-BOX(ホンダ/軽自動車)
2位:スペーシア(スズキ/軽自動車)
3位:ムーヴ(ダイハツ/軽自動車)
4位:タント(ダイハツ/軽自動車)
5位:アクア(トヨタ)
6位:ワゴンR(スズキ/軽自動車)
7位:プリウス(トヨタ)
8位:ノート(日産)
9位:ルーミー(トヨタ)
10位:デイズ(日産/軽自動車)

(※新車販売台数速報(2018年5月8日付)/日本自動車販売協会連合会、および全国軽自動車協会連合会)

という結果に。なんと上位車種の半数以上が軽乗用車なんですね。道理であちこちで見かけるはずです。ちなみに全国の軽自動車数は2018年4月末時点で3,000万台以上。そのシェアは自動車総保有台数の4割近くを占めるそうです。つまりそれだけ、軽自動車が絶大な支持を得ているという証拠でしょう。もしかすると、みなさんのクルマも軽自動車かもしれませんので、今回はこの軽自動車の歴史や規格、特徴などを解説します。

軽自動車は日本だけの特殊な規格。

軽自動車はコンパクトでスタイルも良く、車庫入れや狭い道でも運転しやすいうえ、ひと昔前まではハイクラスのクルマにだけ採用されていた仕様やシステムが装備されることが多くなってききました。さらに税制面での優遇、維持費の安さ、燃費の良さなどが受け入れられ、とくに初心者や女性ドライバーの人気を定着させています。軽自動車は日常生活の足であり、セカンドカーとしても便利な乗り物。近頃は環境面への配慮から、コンパクトなクルマの需要が世界的に高まっています。このことから、軽自動車は世界中で普及していると思いがちですが、残念ながらそうではありません。なぜなら軽自動車の規格は日本独自のもので、海外では販売されていないからです。ごく一部の車種は輸出されているものの、ほとんどは車両サイズやエンジンが変更されているため、厳密には軽自動車とは呼べないのです。どうです、ちょっとびっくりでしょう?

時代とともにワイド化していった規格。

ところで、日本で軽自動車の規格が誕生したのは1949年のことでした。戦後間もない頃で、まだまだ「モータリゼーション」は遠い未来だったことから、国民が気軽に自動車を所有できるようにと制定された規格でした。しかし当時はサイズや排気量などの規格が非常に厳しく、何度かの改定が行われました。その結果、ホンダN360やスバル360などの人気車が生まれたのです。1976年には、排ガス規制などの影響で排気量が550cc以下に変更されてワイド化が実現。車体価格や税制面での優遇などが幸いして、空前の軽自動車ブームが起こりました。

その後、コンパクトで経済的な軽自動車は、商用車としても一般乗用車としても大いにもてはやされ、私たちの日常生活にも深く関わってきます。そして1998年には、現在の軽自動車の規格(全長3.4m以下、全幅1.48m以下、全高2.0m以下、排気量660cc以下)へと変更されました。軽自動車は限られた排気量とサイズの中で、各自動車メーカーが技術を競い合い、最新のテクノロジーや機能を詰め込んだすぐれたクルマへと進化を遂げてきたのです。

次の購入時の選択肢に加えたい軽自動車。

このように、サイズと排気量がアップした軽自動車は、普通車と同じ衝突安全基準が採用されていて、衝撃を分散・吸収するボディ構造を備えた車種も増えてきました。シートベルトのプリテンショナー(衝突した瞬間にベルトを引き込んで身体を固定する機能)、フォースリミッター(胸への衝撃を緩和する機能)など安全対策も図られています。また、高速道路上での最高速度制限も普通車と同じ速度に引き上げられました。こうしたことを背景に、ハイトワゴンタイプやSUVタイプ、オープンカー、ハッチバック&セミトールワゴンなど、じつにさまざまなバリエーションのモデルが展開されるようになってきました。いま現在、新車で購入できるモデルの数は60種類以上あるとか。もはや軽自動車は、ちょっと狭くて頼りなく、非力なクルマというかつての認識はなくなりました。もしみなさんが今後、新車購入や買い替えを考えているのなら、その選択肢のひとつに軽自動車を加えてみてはいかがでしょうか。

交通違反

知らなかったじゃ済まされない。 交通違反のアレコレ。

交通違反

交通ルール、ちゃんと守ってますか?

長かった冬もようやく終わりましたね。気温が高く陽気も良くなってくるとうれしくて、気持ちまでポカポカしてくるから不思議です。路肩の雪が消えアスファルト道路が見えてきたら、北海道もいよいよドライブシーズン突入。目的地も、温泉とかおいしいグルメ、お花見、行楽地、春の各種イベントなど、数えきれないくらいです。今度の休みあたり、遠出を計画している人も大勢いらっしゃるんじゃないでしょうか。とくに若葉マークのフレッシュマンや新しくクルマを購入した人なら、なおさらワクワクしていることでしょう。

でもちょっと待って!春先のドライブは最高に気分がいいですが、逆に最高に気分の悪いものがもれなく付いてきます。そう、交・通・違・反ってやつですね。いくらドライバーが注意していても、そこは人間だもの。同乗者とのおしゃべりについ夢中になってスピードを出し過ぎたとか、一時停止に気づかずに通り過ぎた、黄色信号を無理して突っ込んだ、ちょっとのつもりで路上駐車した、運転中にケータイに出ちゃったとか、いつのまにか交通違反を犯してしまうものです。そこを巡回中のパトカーに見つかっちゃったとしたら?例外なく違反切符を切られ、気分は一気にブルーに。たとえ自分が悪くても、「あー、もう!最悪~」と思ってしまいませんか。そうならないためにも、交通ルールを今一度しっかり確認することをおすすめします。

毎年変わる道交法にご注意を。

さて日本には、数えきれないほど交通違反の種類があります。でも運転免許を所有している人であれば、知っていなければならないことばかりです。日頃から守るように心がけておくことが大前提。ただし、交通ルールを定めた道路交通法は毎年のように改正されるので、つねに情報をアップデートしておくことが大切です。知らないで違反を起こしてしまうと、「あー、もう!最悪~」と思ってしまう……あ、さっきも書きましたね。ちなみに平成26年の道交法改正ではランドアバウト、つまり環状交差点に関すること、平成27年が免許取得・更新・停止・取り消しに関すること、さらに昨年は普通免許と中型免許の間に、18歳から取得できる「準中型」免許が新設されました。また、最近は高齢者が引き起こす事故が多発していることを受けて、高齢者運転対策の推進が整備されたのですが、ご存じでしたか。スペースの関係で詳しくはご紹介できませんが、興味のある人は警視庁や(財)全日本交通安全協会などのホームページをぜひ参考にしてみてください。

◆警視庁(交通局) 
https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/law/index.html
◆(財)全日本交通安全協会(道路交通法の改正ポイント)
http://www.jtsa.or.jp/new/koutsuhou-kaisei.html

あらためて知る、交通違反のいろいろ。

ところで道路交通法には、一般にあまり知られていない交通違反がかなりあります。たとえば【過労運転等】がそう。ひどく疲れた状態でいるとか、体調が悪いときや大きなケガを負っているときは一切運転してはいけないというのが決まりです。また、高速道路を50キロ以下で走ると【最低速度違反】を取られますし、高速道路でガス欠になっちゃうと【高速自動車国道等運転者遵守事項違反】になるので、要注意。他にも歩行者への泥はね、クラクション鳴らし過ぎ、急ブレーキ、ブレーキランプやテールランプ切れ、安全を確認しないでドアを開ける、サンダルやハイヒールでの運転、大音量でカーオーディオを鳴らしながらの運転、車間距離のせばめ過ぎ、ずっとハイビームにしたままの運転、クルマを止めているときのエンジンかけっぱなし、消火器不備、初心者運転者の保護など、交通違反がこれでもかというほど。挙げだしたらキリがありません。中には「聞いたこともありませーん」と思うような違反もあるんですよ。そういえば、後部座席の人のシートベルト着用は高速道路では浸透していますが、一般道ではまだまだ。でもこれもじつは義務化されています。もしシートベルトを着用していないところを巡回中のパトカーに見つかったとしたら、違反切符を切られても文句はいえないんです。だって、知らない自分が悪いんですから。「あー、もう!最悪~」(あ、しつこかったですね)となる前に、道交法をしっかり把握してから、さわやかな気分で春のドライブを楽しみましょう。

◆警視庁(交通違反点数一覧)
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/menkyo/torishimari/gyosei/seido/tensu.html

老舗タイヤメーカーが、 グルメ本を作ったのはなぜ?

老舗タイヤメーカーが、グルメ本を作ったのはなぜ?

ミシュラン兄弟がいなければ、グルメ本は生まれなかった?

世の中にはおいしい食べ物が数えきれないほどあります。俗にいうグルメですね。グルメ好きが高じると「遠くまで出かけて行っても食べたい!」という、食いしん坊さんもたくさんいます。それにいまは、クチコミサイトやSNSでお店の評判を参考にしている人も少なくありません。何を隠そう、私もそのひとり。なかでも、おいしいお店を格付けして紹介する「ミシュランガイド」は、高い信頼に裏づけられたグルメ本のバイブルともいえる一冊です。一度このガイドブックに選ばれたお店はその後、なかなか予約の取れない人気店になったりしますからね。

ところでこのグルメガイドの発行元の「ミシュラン」は、誰もが知っている世界最大級のタイヤメーカー。ミシュランマン(正式名=ムッシュ・ビバンダム)といって、白いタイヤをいくつも積み重ねたような、ぽっちゃり体型の愛らしいキャラクターでもおなじみです。この会社は19世紀末のフランスで、アンドレとエドゥアールというミシュラン兄弟によって創立されました。一見、タイヤメーカーとグルメガイドはなんのつながりもないように思えますよね?今回は、なぜこの兄弟がグルメガイドを作るようになったのかを紹介しましょう。

クルマが増えれば、タイヤはもっと売れるはず!

「ミシュランガイド」の第一号はいまから100年以上前の1900年、フランスで発行されました。当時はまだクルマそのものが少なく、見かけるのが珍しいくらい。きっと道路もガタガタだったに違いありません。クルマの性能だって決して褒められたものではなく、故障やガス欠はあたり前。パンクだって日常茶飯事だったでしょう。でもそんな時代だからこそ、「もっと楽しくクルマを運転してもらいたい」「遠くまで快適にドライブしてほしい」と願った兄弟が思いついたのが、ガイドブックをつくることでした。

当初のミシュランガイドは、クルマの整備方法、道路地図、ガソリンスタンド、郵便局、修理工場、電話のある場所などを掲載することが主な目的。ドライバーが食事を楽しめるレストランや宿泊施設などはほんのオマケ程度だったようです。でも1900年といえばパリ万博が開催され、パリに地下鉄が走り出した年。人々が遠くまで移動することを楽しもうとする気風が生まれた頃です。その空気をミシュラン兄弟も悟ったのでしょう。「クルマが増えてくれば、うちのタイヤはもっともっと売れるに違いない」と考え、熱心にガイドブック制作に当たったそうです。ちなみにミシュランガイド第1号は、ドライバーに無料で配ったといいますから、何とも時代を感じるエピソードですね。

世界の美食家たちが待ち望んだ日本版ミシュランガイド。

現在のミシュランガイドのように、レストランを星で格付けするようになったのは1930年代。その方法も今と同じ、ミシュラン社員が匿名で施設調査を行うやり方です。1900年にフランスで発刊されたミシュランガイドは約100年間、ヨーロッパのお店が対象でした。それが21世紀には路線が拡大されてアメリカ版が登場。さらに2007年には東京版、2008年に香港・マカオ版が刊行されます。その後日本国内では京都・大阪版が刊行されるなど、美食家たちの興味と関心を世界各地へと向かわせたのです。ミシュランではおいしさの評価基準に星を与えることはご存じだと思いますが、ちなみに星3つは「そのために旅行する価値のある卓越した料理」というのが選定基準だとか。わざわざ「旅行する価値」と定義したところに、発刊当時のミシュラン兄弟の思い入れを感じます。

ドライブの目的は、きっとなんだっていい。

ミシュランでは2011年以降、調査範囲を拡大していて、日本国内でもいくつかの地域を取り上げた“日本版ミシュランガイド”を刊行しています。そのなかのひとつが、地元の北海道版です。昨年(2017年)は第2号が刊行され、大きな話題を振りまきました。今や世界中の人たちが認めるミシュランガイドですが、元々はクルマに乗る人のために作られた実用的な本。ちなみに初版の序文には、こんな言葉が載っています。「このガイドブックは、旅行者に宿泊と食事ができる場所を見つけていただくために編集されたものである」と。とはいっても、ミシュランガイドが家族や友人とおいしいものを食べに行くとか、宿泊をしたときの食事の案内役を務めるための本であることに変わりはありません。春になってどこかへ出かけたくなったら、ミシュランガイドを片手に、クルマを走らせてみてはどうでしょう。お目当てのお店があるなら、ドライブがもっと気持ちよくなると思いますよ♪

人気のSUV車、あなたは好きですか

スポーツ・ユーティリティ・ビークル

好きなクルマのカテゴリーはなんですか?

衣食住に次ぐ大切なモノで、日常生活になくてはならない存在。そのひとつがクルマであることは異論がないでしょう。交通機関がとても発達している都心部では、それほど必要性を感じないかもしれません。でも、クルマを所有することで得られる喜びや楽しさ、便利さは何ものにも代えられないものです。そのクルマですが、いまはさまざまなカテゴリーがあふれていますから、どれにしようか頭を悩ます人も多いはずです。クルマも洋服や電化製品と同じように、その時代ごとの流行が反映されます。とくにここ10年くらいは、かわいくて手頃な軽自動車がよく売れています。その一方で、車高が高くてがっちりしたボディを持つSUVと呼ばれるクルマも、根強い人気を保っています。SUVはクルマのカテゴリーのひとつですが、これによく似たクルマにRVがあり、さらにクロスカントリー、ミニバン、ほかにもクロスオーバーと呼ばれるカテゴリーも存在します。そのせいで、クルマにあまり詳しくない人ならきっと、頭がこんがらがっちゃって「??????」となるのではないでしょうか。そこで今回はそのあたりを、わかりやすく解説していきたいと思います。

RVとSUVって、なにがどう違う?

日本では海や山、ウインタースポーツやキャンプ、釣りなど、アウトドアやレジャーに向いていそうなクルマを、RVとかSUVと呼んでいます。ええ、なんとなくですが。そのはじまりは1990年代前半に登場したRV車でした。当時、このクルマの横でバーベキューや昼寝をして、夜は焚火をしながら星を観察して楽しむといった休日スタイルが、アウトドア派の人たちの支持を得たからです。ちなみにRVとはRecreational Vehicle(レクレーショナル・ビークル)の略で、休暇を楽しむためのクルマという意味。本場アメリカでは、キャンピングカーを指す言葉ですが、日本では少し変化して、レジャーに向いているクルマ(ステーションワゴン、ワンボックス、ミニバン、オフロードなど)全般をひっくるめてRVと呼ぶようになりました。その後、RV車のカテゴリーから細分化されたSUVやミニバンという呼び方が、いつのまにか主流になってきたため、RVという呼び名はあまり使われなくなってしまったようです。

定義のないクルマ、それがSUV?

ところでSUVとは、Sports Utility Vehicle(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)の略で、スポーティーな乗り心地が楽しめる多目的車といった意味を持ちます。スポーツ向けにつくられているため、多少道が悪くてもグングン走ってくれますし、車高が高いので運転席からの視界が広いのも魅力です。また、比較的しゃれたデザインが多いため、男女を問わず幅広い年齢層に愛用されています。

ただし、ここからが悩ましいところですが、日本ではSUV車についての明確な定義がありません。必ずしも4WDじゃなければダメなわけではなく、サイズやデザインにも決まりはありません。さらに最近は乗用車をベースにしたクロスオーバーというものが登場していますし、高級SUVへのシフトも見られるようになってきました。このことから、SUVは現在、オールラウンドに使えるクルマ全般を指すカテゴリーとして使われるようになってきているんです。

ホンダのSUVもなかなかの人気!

乗り心地がスポーティーで、アウトドアや街乗りにも向いているSUV車は、各メーカーでも商品ラインナップを充実させています。もちろんホンダでもその開発と販売には力を入れています。その代表が2013年に発売されたヴェゼルです。みなさんもきっと見かけたことがあるでしょう。3代目フィットをベースに、SUVならではの力強さとたくましさ+クーペの美しさ、さらにミニバンのようなゆったりした収納スペースがある、使いやすいクルマです。従来のSUV車はボディが大きく、燃費が悪いというデメリットがありました。しかしヴェゼルは燃費性能もアップしていますし、ハイブリット仕様もあります。また、なにより安全に対するシステムも積極的に導入したクルマなので、気になる方はお近くのHonda Cars販売店でおたずねください。

当社はHonda Carsの直営店なので、ホンダ車以外の修理、板金塗装、車検をはじめとする法定点検はやっていないと思っているお客さまがいらっしゃいます。でもそんなことはまったくありません。他メーカーのSUVでもミニバンでも、直したいおクルマがあれば気軽に当社までご連絡くださいね。